2017年3月7日、LGエレクトロニクス・ジャパンは軽量のモバイルノートパソコン「LG gram」シリーズを発表した。液晶ディスプレーのサイズが異なる3機種4モデルがあり、いずれも軽さとバッテリー駆動時間の長さが特徴。価格は12万円からで、3月10日より順次発売する。なお、キーボードは日本語キーボードではなく、全モデル英語キーボードになる。

LGエレクトロニクス・ジャパンの15.6型モバイルノート、LG gram「15Z970-GA77J」
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 15.6型のフルHD液晶ディスプレーを搭載するのが「15Z970-GA77J」「15Z970-GA55J」の2モデルだ。通常、15.6型液晶のノートパソコンは、自宅やオフィスでの据え置き利用が一般的で、重さが2.5kg前後、バッテリー駆動時間が4~6時間というのが平均的なスペック。だが、今回の2モデルは、重さが約1.09kgで、駆動時間は15時間と、平均的なモデルの半分以下の重さと倍以上の駆動時間を実現した。

 また、ディスプレー周囲のフレームを狭くしたことにより、大きさは14型のノートパソコン並みにコンパクトになっている。画面の大きいモバイルノートが欲しい人は注目してもいいだろう。2つのモデルの主な違いは、CPUとストレージの容量で、「15Z970-GA77J」がCore i7と512GBのSSD搭載で実売価格22万円前後、「15Z970-GA55J」がCore i5と256GBのSSD搭載で実売価格18万円前後となっている。

13.3型で840gのモデルも用意

 14型のフルHDディスプレー搭載の「14Z970-GA55J」は、重さ約970gで、駆動時間は約17時間となっている。Core i5、8GBメモリー、256GBのSSDなどを搭載し、実売価格は17万円前後。14型のモバイルノートとしては非常に軽く、駆動時間も長いのが強みだ。

1kgを切る軽量14型モバイルノート、LG gram「14Z970-GA55J」
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 13.3型のフルHDディスプレー搭載の「13Z970-ER33J」は、重さ約840gで、駆動時間は約10時間。主なスペックはCPUがCore i3、4GBのメモリー容量、180GBのSSDなど。実売価格は12万円前後だ。

 13.3型ではNEC「LAVIE Hybrid ZERO」の13.3型シリーズや富士通「FMV LIFEBOOK UH」シリーズなど、700g台のさらに軽量な製品がある。それらに比べるとやや重いが、実売価格の安さと駆動時間の長さが魅力だ。

840gの13.3型モバイルノート、LG gram「13Z970-ER33J」
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(文/湯浅英夫=IT・家電ジャーナリスト)