ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は2016年2月19日、東京・六本木のニコファーレで記者発表会を行い、4周年を迎えた人気ゲーム「パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)」の新展開を明らかにした。

 「パズドラ」は、1月29日時点で4000万ダウンロード以上を誇るスマートフォン向けのパズルRPG。発表会の冒頭に登壇したガンホーの森下一喜社長は、「4年という長い期間だが、お客様とパートナー企業に後押ししてもらってここまで来られた。『パズドラ』はまだ元気なので、これからも続けていけるように頑張っていきたい」と意気込みを述べた。

赤いスーツ姿で登場したガンホーの森下社長。発表会では、お笑い芸人やミュージシャンなどの著名人からの4周年のお祝いコメントが紹介された。これらの中では、バイきんぐ・小峠英二さんの「(パズドラが4周年なんて)なんて日だ!」というコメントが気に入った様子だった
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 戦略として新たに打ち出したのは、大きく分けて2つ。一つはクロスメディア戦略だ。ガンホーは7月28日にニンテンドー3DS向けのゲーム「パズドラクロス」を投入する。これに合わせて、小学館の「月刊コロコロコミック」では「パズドラクロス」のコミカライズを、テレビ東京では「パズドラクロス」の情報番組やアニメの放映を開始する。また、タカラトミーからは、ゲームの世界と連携する玩具も発売する予定だ。これらの戦略により、ゲームの対象をスマホユーザーからニンテンドー3DSのメインユーザーである小中学生にまで拡げ、ゲームだけでなくキャラクタービジネスのコンテンツとして強化していく。

 もう一つは、GPSによる位置情報を使った新アプリ「パズドラレーダー」の投入。位置情報ゲームアプリ「Ingress」を開発したナイアンティックがポケモン、任天堂と共同開発しているスマホ向けゲーム「Pokemon GO」(※編集部注)も2016年春の配信開始を予定しており、位置情報を活用したゲームアプリは2016年のトレンドといえる。記者発表会のイメージ映像では、位置情報を活用した遊びだけでなく、近くのユーザーとコミュニケーションしたり現実の街で協力してモンスターと戦ったりする様子もあり、将来的にはAR(拡張現実)やスマホで記録できるその他のライフログを活用したサービスも視野に入れているようだ。


※編集部注
「Pokemon GO」の正式表記は「e」の上にアクサンテギュがつきます。環境によって正しく表示されないことがあるため、本文中では表記していません。