図◎アイサイトを搭載した「インプレッサ」
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 富士重工業は2016年1月26日、同社の安全運転支援システム「アイサイト」を搭載した車両に関する事故発生件数の調査結果を発表した。公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータを基に算出したもので、アイサイト搭載車の1万台当たりの事故発生件数は、非搭載車に比べて約60%少なかったという(図)。

 今回の調査は、同社が2010年度から2014年度の5年間に販売した「アイサイトver.2」搭載車の24万6139台と、非搭載車の4万8085台を対象にした。その結果、アイサイト搭載車の1万台当たりの事故発生件数は61台、非搭載車の事故発生件数は154台であり、61%の減少だった。

 1万台当たりの事故件数を詳しく見ると、歩行者事故はアイサイト搭載車が7件、非搭載車が14件であり、アイサイト搭載車の歩行者事故は非搭載車に比べて50%減少した。一方、車両との衝突事故はアイサイト搭載車が9件、非搭載車が56件であり、アイサイト搭載車は非搭載車に比べて84%少なかった。

(高田 隆=日経テクノロジーオンライン)