あなたが選ぶベストカメラ賞およびカメラ記者クラブ賞:ニコン「D850」

カメラグランプリ2018:あなたが選ぶベストカメラ賞およびカメラ記者クラブ賞のニコン「D850」

【選考理由】

 光学ファインダーを用いるデジタル一眼レフカメラとしての完成形。クイックリターンミラーを装備した名機として歴史に残るカメラ。有効4575万画素という超高画素でありながら、高い次元で高速性能と高感度性能を実現。上位機と同じAFシステムによる確実で高速なフォーカスに加え、ボディー単体で約7コマ/秒、マルチパワーバッテリーパックMB-D18とLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL18bまたはEN-EL18aを組み合わせれば最高約9コマ/秒の高速連続撮影を実現。低感度から高感度も高い画質であり、オートホワイトバランスの精度も高い。一点突破ではなくすべての面でバランスがとれており、報道やスポーツ、ポートレート、鉄道、風景などジャンルを問わない万能性を高い次元で実現している。丁寧な作りで思い通りに操れるスムーズな操作感も魅力。一眼レフとしての機能と使い勝手を磨き上げ、一眼レフの矜持を見せてくれた。写真愛好家が憧れる一眼レフとして仕上がっている。

カメラ記者クラブ賞:パナソニック「LUMIX G9 PRO」

カメラグランプリ2018:カメラ記者クラブ賞のパナソニック「LUMIX G9 PRO」

【選考理由】

 LUMIX G1(2008年発売・第20回カメラ記者クラブ賞受賞)から始まったミラーレスカメラの10年目に登場した写真愛好家を意識した最上位モデル。本格的なスチルカメラのハイエンド機として、性能を向上させた意義があり、従来モデルから成熟してきた。静止画を撮るという行為に対して細部まで作り込まれていながら、LUMIXらしい4K/6Kフォトといった最新機能が取り入れられている。作り手が写真に向き合ったことが感じられる真面目なカメラであり、マイクロフォーサーズ機として完成度が高く、これからの実用的なデジタルカメラの方向性を示している。高速連写性能、AF性能など、シーンに応じた撮影に適応できる意欲的な一台で、写真撮影者にとって最高にちょうどいいカメラといえる。