「スマートスピーカー」の次のトレンドは?
2017年は「スマートスピーカー」という新しい製品カテゴリが日本に上陸した年となった。「Google Home」「Amazon Echo」という海外で実績のある二大スピーカーに加えて、Googleアシスタント搭載のサードパーティー製スピーカーとしてソニーの「LF-S50G」やJBLの「JBL LINK 10/20」も注目だ。
またアマゾンはAmazon Alexa搭載の「Amazon Echo Dot」「Amazon Echo plus」も発売し、早くも製品のバリエーションが拡大している。
2018年はそんな新トレンドの拡大が始まる。キーワードは「スマートスピーカー対応」だ。
ワイヤレススピーカーやAVレシーバーや、シアターバー、コンポといったWi-Fi搭載のオーディオ機器が、スマートスピーカーとネットワークで連携する機能を次々と搭載。グーグル陣営は「Chromecast」対応の機器とは既に連携可能となっているが、本命はAmazon Alexa連携機能の組み込みだろう。
進化が遅いと思われがちなホームオーディオ機器だが、今やWi-Fi搭載は当然、ネットラジオも定額音楽配信も聴けるように進化している。これからはスマートスピーカー機能も貪欲に取り込んでいくのは当然の成り行きだ。
スマートスピーカーを使って音声アシスタントで操作しつつも、実際にはホームオーディオ機器から良い音質で音楽が流れる……。これが2018年のホームオーディオの新トレンドだ。