11月2日、3日にベルサール東京日本橋を会場に開催された「TREND EXPO TOKYO 2017」。2日間合計で1万人を超える来場者を集めた。30社以上がブースを構えた地下2階の展示会場では、最新のトレンドを体感、体験しようと大勢のビジネスパーソンでにぎわった。ここでは、最新トレンドを展示した各社のブースをレポートする。

日本スーパーフード協会~国内のスーパーフード、ねぎ油を展示

 スーパーフードとは、日本スーパーフード協会によると、栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品や一部の栄養・健康成分が特に多く含まれる食品であり、料理の食材にも健康食品にもなるものだとされている。テレビで紹介されるなど、認知度は年々高まってきており、来年にはいよいよ大きくブレークしそうだと協会は期待を寄せている。

 スーパーフードはもともと米国で提唱されたもので、日本スーパーフード協会では、これまで主に海外のスーパーフードを取り上げてきた。今後は日本のスーパーフードを、協会の認定食品や推奨商品として海外に紹介していくことにも力を入れていくという。海外のスーパーフードのマーケットは大きく、生産者にとっても大きなビジネスが見込める。認定は成分などのデータチェック、トレーサビリティー、製造プロセスなどを細かくチェックしたうえで、安心・安全に注意して行っているとのことだ。

 ブースでは海外のスーパーフードのほか、日本のスーパーフードの推奨商品として、福岡県糸島市のねぎ油を展示していた。酸化しづらいのが特徴で、濃厚タイプと旨味タイプがあり、普通のサラダオイルのように調理に使う、ドレッシングやマヨネーズづくりに使う、パスタやピザにかけるなどさまざまな形で使えるという。

海外のスーパーフードを国内に紹介するだけでなく、日本のスーパーフードを海外に紹介する活動も展開している、日本スーパーフード協会
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インタートレード~ジャパニーズスーパーフード認定第1号のITはなびらたけ

 日本スーパーフード協会の隣にブースを構えたインタートレードは、日本スーパーフード協会のジャパニーズスーパーフード認定第1号となった「ITはなびらたけ」と、それを使った加工製品を展示していた。

 はなびらたけは食用として広く栽培されているが、そうした一般のはなびらたけに比べて、ITはなびらたけはひと回り大きく育てて利用しているのが特徴だ。また研究により、成分に女性ホルモンであるエストロゲンを多く含むことが明らかになった。しかも細胞を活性化しないサイレントエストロゲンで、多く摂取しても問題ないという。

 エストロゲンは細胞を増殖させる働きがあり、ガンに対してマイナス要因となるため、たとえばエストロゲンの一種である大豆イソフラボンは国によって摂取量制限が定められている。ITはなびらたけを使った製品には、そうした心配がいらないとのこと。ブースではその働きを説明するとともに、ITはなびらたけを使ったふりかけ、健康食品、化粧品などを展示していた。

ITはなびらたけとそれを使った製品を展示するインタートレード
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オハヨー乳業~口内環境を改善するヨーグルトをサンプリング

 ヨーグルトなどで知られる食品メーカー、オハヨー乳業は、9月に発売したヨーグルトの新商品「ロイテリ」をアピール。口内環境をよくするというヨーグルトで、ブースでは製品を配って試食できるとあって大人気だった。

 ロイテリは、その名の通りロイテリ菌を含んだヨーグルト。ロイテリ菌は乳酸菌の一種で、口内の善玉菌と共存して悪玉菌を弱める働きがあるという。このロイテリを食べて口内環境を改善することで全身の健康につながり、ヨーグルトなので腸内環境の改善にもつながるという。実際に食べた人からは、口の中がさっぱりした、口の中のネバネバが減ったなどの声が寄せられているとのことだった。

 ロイテリの希望小売価格は150円。一般のスーパーやコンビニなどで販売している。食べ始めてすぐに効果が出る人もいるが、効果を感じるには1日1個のペースで2週間程度食べ続けてみてほしいという。今後はロイテリ菌とそれを使ったロイテリブランドの製品の認知を高め、ヨーグルトに続いて、ロイテリ菌の入ったタブレットやサプリメントなども発売する予定だ。

口内環境を改善するというロイテリ菌が入ったヨーグルト「ロイテリ」が大人気のオハヨー乳業
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(文/湯浅英夫、シバタススム)