11月2日、3日にベルサール東京日本橋を会場に開催された「TREND EXPO TOKYO 2017」。2日間合計で1万人を超える来場者を集めた。30社以上がブースを構えた地下2階の展示会場では、最新のトレンドを体感、体験しようと大勢のビジネスパーソンでにぎわった。ここでは、最新トレンドを展示した各社のブースをレポートする。

日清オイリオグループ~体内での分解速度が速い注目の成分MCTを展示

 日清オイリオグループのブースは、注目の植物由来成分「MCT」をアピール。MCTとは、中鎖脂肪酸(Medium-Chain Triglyceride)の略で、一般のオイルとは異なり、体内でエネルギーとして素早く分解されるという特性を持つ。運動している人や、健康・美容に気を配っている人に摂ってほしい成分だという。

 MCTは加熱すると煙が出てしまうため生食向きだが、無味無臭でサラサラとしているため、飲料や食品にまぜても違和感はないという。日清オイリオでは、MCTを食用油のほか、パウダーやサプリメントゼリーなどに加工して販売している。

 ブースではMCTの摂り方として、サラダ、ヨーグルト、コーヒーなどの飲料、味噌汁、まぜごはん、スムージーなどに混ぜるという提案を行っていた。MCTを入れたカフェオレを試飲できるコーナーは、長い行列ができるほどの人気ぶり。実際に飲んでみたがオイルを入れたような味や舌ざわりはなく、普通のカフェオレと全く変わらなかったことに驚いた。

MCTは食用油のほか、サプリメントゼリーやパウダーなどに加工されて販売されている
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MCTはサッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)、インテル・ミラノに所属する長友佑都選手をイメージキャラクターに起用している
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日産自動車~人気EV「リーフ」の第2世代モデルを実車展示

 日産自動車が展示したのは、10月に発売したばかりの電気自動車(EV)の「リーフ G」。2010年に発売され、累計28万台を販売した人気EVの第2世代モデルだ。バッテリーの高密度化により、従来モデルでは約280㎞だった走行距離を400㎞以上に伸ばした。高速充電機能も搭載し、40分でバッテリーの80%まで充電できる。買い物やパーキングエリアで休憩している間などに素早く充電できるという。

 ブースでは、来場者が運転席に座りながら、説明員からリーフ Gの機能説明を受けることができた。例えば「e-Pedal」(イーペダル)。アクセルペダルの操作だけで発進、走行から停止までできる機能で、アクセルから足を離すとブレーキペダルを踏んだように減速し、ランプが点灯して完全に停止する。停止・発進の繰り返しが多い街中での運転などで便利とのこと。

 このほか、高速道路で同一車線を自動運転する「ProPILOT」(プロパイロット)や日産では初となる自動駐車機能となる「ProPILOT Park」(プロパイロット パーキング)など、自動運転関連の技術の説明に耳を傾ける来場者も目立った。ProPILOT Parkは、車庫入れだけでなく、苦手な人が多いという縦列駐車もサポートする。

日産の電気自動車「リーフ G」。ルーフシリーズで1番グレードの高いモデルだ。
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40分でバッテリーの80%まで充電できる。EVの実用度を一気に高めた。
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(文/湯浅英夫)