この秋冬のパソコン新製品では、各社とも「スタンダードノート」に最も力を入れている。例年、保守的なデザインや機能のものが多く、新製品が登場してもあまり変わり映えしないこの分野では、とても珍しいこと。この記事では、今期のスタンダードノートの選び方とお薦め商品を紹介する。

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 スタンダードノートとは、15.6型の液晶ディスプレーを搭載し、重さは2.5㎏前後で、自宅やオフィスで据え置きで使うのに向いたノートパソコンのこと。14型や17型ディスプレーを搭載する製品も一部ある。

 2017年秋冬のパソコン製品全般のトレンドは前回の記事「狭額縁、最新CPUで17年冬はパソコンが大進化」に書いた通りだ。今年は、このスタンダードノートが例年になく勢い付いている。

 第8世代Coreプロセッサーによる性能向上だけでなく、これまでよりひと回りコンパクトで狭い場所に置きやすくなる狭額縁デザイン、パスワードを入力する手間が省ける生体認証機能などにより利便性が向上。打鍵音を抑えた静音キーボードを搭載する機種なら、家族にカチャカチャうるさいと言われなくて済みそうだ。自宅やオフィスで日常的に使うノートパソコンの買い換えを検討している人には、チャンスのときと言っていい。

 次ページ以降は、各メーカーの主力モデルの中から、厳選おすすめ機種を紹介していこう。