ロフトの次世代旗艦店として2017年6月に銀座に誕生した銀座ロフト。「モノ」「コト」「ヒト」を3本柱に、さまざまな新しい試みを展開している。

 その1つが家庭用品やインテリアを取り扱う4階フロアに設けられた、期間限定でショップが入れ替わるコーヒースタンド「POP UP SHOP」。スペースはは5平米超と小さいが、これまで出店したのはサードウェーブコーヒーの人気店・猿田彦珈琲、コーヒー豆をすべて自転車で配達する「BICYCLE COFFEE」、代官山の屋台コーヒーの有名店「MOTOYA EXPRESS」と個性派ぞろい。そして、9月28日~10月17日は第4弾として、世田谷・新代田でライブハウスのオーナーが手がけるコーヒースタンド「RR-coffee tea beer books-」が出店する。

銀座ロフト4階にある期間限定でショップが入れ替わるコーヒースタンド「POPUP SHOP」。9月28日~10月17日は第4弾として世田谷・新代田のコーヒースタンド「RR-coffee tea beer books-」が出店
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 しかし、なぜ雑貨ショップのロフトが店内にコーヒースタンドを作ったのだろうか。

 「コーヒーをおすすめしているのに、試飲できないなんておかしいと思ったのがきっかけ。コーヒーだけでなく、普段扱っているコーヒーをいれる器具やカップの販売も含めてコーヒーライフを提案したかった。海外のショップや雑貨店では店内でコーヒーを提供することは非常にポピュラーで、飲みながら買い物をする姿は日常的な風景」というのは、ロフト執行役員銀座ロフト館長の藤野秀敏氏。

 テナント形式で1つのお店に出店してもらうこともできたと思うが、「それだと単なる貸しスペースになってしまう」(藤野館長)。出店するショップは藤野館長や売り場担当者、本社のバイヤーなど、社内のあらゆるネットワークを使って探しているという。

 店頭では各店のスタッフが目の前でコーヒーを入れる。「コーヒーをドリップする風景はインスタ映えする。ハンドドリップしているところを撮影したら、自然と店のロゴが後ろに映り込むように売り場も作った」(同)。コーヒーは1杯400円からで、基本的にお店と同じ価格で販売している。

「RR-coffee tea beer books-」の商品。左が「RRブレンド」(税込み500円)、右が「ミントミルクティー」(税込み550円)。いずれもミニお菓子付き
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