全国各地から新品種の米が続々と登場し、米専門店やスーパーにはさまざまな産地の米が並んでいる。そんな“ブランド米戦国時代”といえる時代に、消費者に銘柄を覚えてもらうのは容易なことではない。最近は米のネーミングが多様化。青天の霹靂(青森)、新之助(新潟)、森のくまさん(熊本)など、ユニークな名称でアピールを図っている。

 2017年3月に開催された富山米新品種名称発表・試食会にて、富山県から産声を上げた新しいブランド米が「富富富(ふふふ)」。名称を公募し、9411通の応募の中から選ばれたという。「一度聞いたら忘れられないインパクトと、幸せな響きがあって、いい名前だと感じています。富という文字はもちろん富山県の富ですが、3つ重ねたのは富山県が“3つの日本一”を誇っているからです。その3つは、良質な米作りに欠かせないものなのですよ」と、富山県農林水産部農林水産企画課市場戦略推進班・河西隆喜氏は話す。

2017年3月26日に開催された富山米新品種名称発表・試食会。9411通の応募から富山県の富を用いた「富富富」が選ばれた
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パッケージのデザインには「富富富」の文字が大きくあしらわれている
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