コシヒカリが生まれたのは、どの都道府県かご存じだろうか? 南魚沼など有名産地をもつ新潟県との答えが返ってきそうだが、正解は福井県だ。コシヒカリは1948年から福井県農業試験場で選抜、試作が始まり、1956年に品種登録。以来、60年以上にわたって日本を代表する米として親しまれ続けている。

 その福井県がコシヒカリを超える新品種の開発に乗り出した。2016年に完成した新品種は2017年4月に「いちほまれ」と名称が発表され、2017年秋に、念願のデビューを果たす。では、「いちほまれ」はどのように開発が進み、どんなお米になったのか。生誕の地である福井県農業試験場・場長の清水豊弘氏に話を聞いた。

コシヒカリの故郷である福井県から誕生した新品種「いちほまれ」。コシヒカリ以上のおいしさを目指して開発された
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