2017年も全国各地から新しいブランド米が続々と登場する。お米好きにとって、新品種を味わえるのはうれしい限りだが、米店やスーパーに並ぶ米の種類の多さにとまどい、「どれを選べばいいのか」と悩んだことがある人も多いだろう。

日本人の主食、米。近年は新しいブランド米が次々に誕生し、選ぶ楽しみが増している。2017年も全国各地から新品種がデビューする
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 この連載では、注目の新品種を紹介する。全国の産地に足を運び、新品種が生まれた背景や経緯、開発秘話、マーケティング戦略などについてレポートする。新品種のセレクトは、これまでさまざまなお米のブランド化を手がけてきた“お米のスペシャリスト”西島豊造氏の意見を参考にした。

 今回は、西島豊造氏にインタビューし、次々にブランド米が生まれる理由や、今年注目すべき品種・産地について話を聞いた。

西島豊造(にしじま・とよぞう)氏
1962年、東京都生まれ。北里大学卒業。農業土木コンサルタントの仕事を経て、1988年に家業の米店「スズノブ」を継ぐ。全国各地の農家とともに米のブランディングを手がけるなど、旨い米作りに力を注ぎ、講演や執筆も精力的に行う。主な著書に『今日はこの米! コシヒカリの子孫たち』(日本放送出版協会)、『お米の達人が教える ごはん基本帳』(家の光協会、飛田和緒氏と共著)など
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スズノブでは西島氏が厳選した全国各地の米を販売。有名な産地だけでなく、質が高いと感じた米は取り扱うという
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