大食いに自信アリという人にとって、白米がすすむパンチの効いたおかずは最高の一品。そんなおかずを求めるフードファイターたちが足繁く通うとんかつ店「とん金」を紹介する。少しのおかずでもご飯一杯いける――そんな白米好きに、ぜひ訪れてほしい名店だ。

とんかつ とん金
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【住所】東京都品川区西五反田7-5-4 長塚ビル1F
【営業時間】11:30~14:00/18:00~21:30(ラストオーダー/月~金曜)
【定休日】土・日曜・祝日・木曜の夜の部
【TEL】03-3493-0340

一番人気を誇る「ポリネシアン定食」とは?

 西五反田の閑静な路地に佇む「とん金」は、この場所に店を構えて40年以上になる老舗とんかつ店。分厚くジューシーなとんかつを目当てに多くの人が集まり、ランチタイムの日替わり定食は毎日品切れになるほどの盛況ぶり。しかし、そんなとんかつを押しのけ、一番人気を誇るのが「ポリネシアン定食」だ。

とん金の名物といえば分厚くジューシーなとんかつ。皿から溢れんばかりに盛られた大きなカツは食べ応え十分。写真はヒレカツ定食(1300円)。もちろんロースカツもある
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 ポリネシアン定食は夜の部だけのメニューで、厚めにスライスした豚のランプ肉を、醤油ベースの特製しょうがダレに絡めて焼いたもの。そして調理の途中、大量のすりおろし生にんにくが入るという、にんにく好きにはたまらないパンチの効いた味付けとなっている。

一番人気メニュー「ポリネシアン定食」(1150円)。豚肉が隠れるほどかかった特製ダレには、大量のすりおろしにんにくとしょうがが入っている
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 甘辛い醤油ダレの香りが立ちのぼり食欲がそそられる。「生のにんにくをすり下ろしてるからパンチがあるよ!」(とん金2代目長塚洋徳氏)というだけあって、実際に食べてみると、にんにくとしょうがの辛味と旨味に圧倒されノックアウト寸前。パンチの効いた濃いめの味付けに、いやがうえにもご飯がすすむ。ちなみに、このにんにくの量は多め・少なめなどの注文が可能だ。

豚肉にタレを絡めて焼き、最後にそのタレを豪快にのっける。付け合わせのキャベツと玉子入りマカロニサラダがいい箸休めになる
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にんにくとしょうがの辛味と旨味に圧倒される。これがマズイわけがない! 濃いめの味付け&とろみのあるタレにご飯がすすむ!
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 ちなみにポリネシアン定食という名前は亡くなった先代が名付けたもので、今となっては由来は不明だという。しかしパンチの効いた味付けに、一度食べてみるとそのネーミングも納得できるはず。

 また、ポリネシアン定食のほか、にんにく好き必見のメニューが盛りだくさん。「ポークソテー」にはスライスしたにんにくとマッシュルームが同量に、これでもかというほどかかっている。豚肉の間にスライスにんにくが詰まった「チーズにんにくロースカツ」も、ポリネシアンに負けない辛味の効いたパンチをお見舞いしてくれる。

とん金2代目の長塚洋徳氏。先代である父から店を継いで約20年。一つのことを突き詰めるタイプだと話す長塚氏は、新メニューを開発するよりも先代のレシピにプラスアルファすることで看板を守り抜いている
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