ビジネスデイの朝から長蛇の列を作っていた『モンスターハンター:ワールド』。メディア枠にあらかじめ予約をしておいたおかげで、滞りなくプレーすることができた。
今回の『モンスターハンター:ワールド』は、初のPS4タイトルということもあり、ビジュアル面では、これまでのタイトルよりも一歩も二歩も美しくなっている。今回の試遊台では、これまでの「モンスターハンター」シリーズのプレー具合によって体験できる3つのモードを用意。初心者向けは古代樹の森でドスジャグラスを、中級者向けは大蟻塚の荒地でボルボロスを、上級者向けは古代樹の森で森よりいずるは未知の影(シングル)と古代樹の森の暴れん坊(マルチ)を討伐するのが目的だ。
一応、「モンスターハンター」シリーズをプレーしたことはあるが、しばらくぶりなので、初心者向けを選んでみた。
まず『モンスターハンター:ワールド』の新要素である導蟲(しるべむし)によりターゲットのモンスターを探すことになる。フィールド上のそこかしこにある、モンスターの足跡や爪痕などを調べることで、導蟲がモンスターのにおいを覚え、討伐目的のモンスターの居場所を示してくれるようになる。マップと導蟲の移動する方向を確認しつつ、移動をすれば、簡単にドスジャグラスを発見できた。初心者には広大なマップから対象のモンスターを探すのは苦労するので、導蟲システムはかなり遊びやすくなっている印象だ。
バトルは基本的にはこれまでの「モンスターハンター」シリーズと大きく変わらないが、武器が増えているので、武器の特性は把握してから選ぶべきだろう。
一度は、逃げられ、見失うも再び導蟲によって見つけることができ、無事討伐。全体的な印象としては、グラフィックはよりリアル方向にふれていて、当然キレイさは格段にアップ。できたら大型のテレビでプレーしたいところ。キレイさに加えて大迫力のモンスターが体験できるはずだ。
遊びやすさや操作のしやすさも向上しており、「モンスターハンター」シリーズを初めて遊ぶ人でも、安心して遊べそうだ。
(文・写真/岡安学)