この連載も最終回。最後は株の購入に挑戦しよう。ハードルが高そうに思えるが、最近は少額から、スマホを使って、お手軽に株を購入できるサービスが増えている。今回は、アプリのダウンロード数が30万件を突破した通称“スマホ証券”と呼ばれる「One Tap BUY」を紹介する。口座開設から株の注文までを実際に試したが、その使い勝手はこれまでのネット証券の常識を超えていた。

●連載の構成
 この連載は全部で5回。お得生活のベースとなるインターネットバンキングの申し込みから始まって、家計簿、貯金、投資(投資信託と株の購入)と順を追って最新の金融サービスを解説していく。投資となると元本割れなどのリスクもあるので、実際に挑戦するかどうかは慎重に検討してほしい。
[第1回]コンビニATMでお得! ネットバンキングに申し込もう
[第2回]節約ポイントが分かる!入力が楽々の家計簿サービス
[第3回]1日1万歩で貯金? フィンテック時代の貯金術を試す
[第4回]初めての投資ならロボ・アドバイザーが強い味方になる
[投資編2]スマホ証券「One Tap BUY」(ワンタップバイ)【今回】

口座開設はネットで。1週間後に利用開始の封書が到着

 One Tap BUYの口座開設をパソコンを使って申し込んでみた(もちろんスマホでも申し込める)。申込みで公式サイトを見た時点で、一般的なネット証券との違いで目を引いたのが、税金の支払い方法だ。One Tap BUYでは、「特定口座(源泉徴収あり)」に限定されている。この方法のメリットは、とにかく簡単なこと。税金の支払いや申告などを証券会社にお任せできる。

 一方でデメリットもある。例えば、税金を支払う必要がないケース(給与収入が2000万円以下で株の利益が20万円以下の場合など)でも、証券会社で差し引かれた源泉徴収税は戻ってこない。一般的な証券会社では、自分で確定申告を行う方法が選択できるので、これを回避できる。One Tap BUYのサービスは「さまざまな選択肢の中から、投資初心者向きと思われる方法に限定して提案する」という方針が感じられる。

 さて、申込み手続きを行ってから1週間で利用開始を知らせる封書が到着した。最近のネット証券は口座の開設までにかかる日数を競っている状況で、早ければ翌日開設という場合もある。それに比べると手続きに若干時間がかかる印象だ(※)。

※ 8月下旬時点では、One Tap BUYの公式サイトに「申込み殺到のため3週間程度お待ちいただく状況」との記載があった。
ABC / PIXTA(ピクスタ)
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