スパイスやギーなども買えるネパールスーパー

 スダン君がいつも買い物をしているというネパール人用のスーパーを案内してもらう。

「ネパール人の主食は”ダルバッド”と呼ばれるカレーです。普段は自炊をしていて、ほぼダルバッドを作って食べています。基本的には日本の普通のスーパーで、米(タイ米か日本米)、ジャガイモなどの野菜、ひまわり油を購入しています。それ以外のスパイスやギー(バターオイル)など、日本のスーパーで手に入らない物をネパールスーパーで買い足しています。すき家で働いているのですが、僕はヒンドゥー教徒なので、牛の肉は食べられないため、牛丼を食べたことがありません。笑」

スダン君が利用しているネパール食材スーパー
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味の素はよく売れる商品の一つ
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 彼は1年に4回ほど、ネパールの家族に仕送りをしている。日本で暮らすネパール人のほとんどが利用しているという、新大久保にあるCity Expressという国外送金会社を案内してもらった。会社には日曜日にもかかわらず、英語、ネパール語、日本語が堪能なネパール人が5人働いており、親切にもコーヒーをご馳走してくれた。

 スダン君に限らず、海外へ出稼ぎに行っているネパール人のほとんどは、親や家族へ仕送りをしている。スダン君は1度に約20万円ほど仕送りをしているのだそう。

 City Expressはネパールに限らず、海外ならどの国へも送金をしてくれる。しかも、初回の手数料は無料、2回目からの手数料も銀行などと比べるとはるかに安く、また、送るとすぐに相手側が受け取れる。私も以前ある銀行を通して、ネパールへ送金したことがあったが、何日もかかった上、相手先が見つからなかったと言われ、手数料をしっかり取られたことがある。

人気の送金会社City Expressの入り口
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年中無休で海外送金ができる
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 店長であるシッダルタ・シャクヤさんにお金を送金する人たちの目的について話を伺ってみた。 「日本に住んでいるネパール人が送金をする理由は主に2つあります。1つは家族への仕送り、そしてもう1つは借金の返済です。ほとんどのネパール人は留学費を母国で借金して来ているため、アルバイトをしながら返済しています。それが送金をする主な理由です」

City Expressの店長、シッダルタさん
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