「鉄道好き」で知られるホリプロのマネジャー・南田裕介氏。当連載では南田氏の手ほどきをうけながら、アナウンサーの安田美香氏が鉄道のいろはについて学んでいく。今回は鉄道ジオラマが売りのバーに向かった。

 「安田さん、次の取材は鉄道ジオラマを見に行こう!」。南田氏からそう言われ、真っ先に思い浮かんだのは博物館でした。ところが待ち合わせは夜の銀座。なんと、銀座のバーで最先端の鉄道ジオラマを堪能できるというのです。

 南田氏に連れて行かれたのは、銀座の外堀通り沿いにある「バー銀座 ChouChou POPON(シュッシュポポン)」。周りには高級クラブやすし店だらけで、入り口もシックなバーという印象。本当にここに鉄道ジオラマがあるのでしょうか。

外堀通り沿いのビルの8階にある「バー銀座 ChouChou POPON」。入口は中央通り寄りに1本入った道側です
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 入り口をくぐると、左手にズラリと並ぶ鉄道模型に圧倒されます。照明が落とされたムーディな雰囲気の店内にライトアップされた鉄道ジオラマが浮かび上がる様子は、思わずため息が出るほどの美しさです。

カウンターに配置されたジオラマに目を奪われます
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店内では鉄道模型やジオラマについて教えてくれる「トレインナビゲーター」が出迎えてくれます。滝口果歩氏(写真左)を始め、トレインナビゲーターは全員プロの俳優や声優。1日2回実施されるライブショー「鉄道エンタテインメント」では、トレインナビゲーターがカウンタージオラマの走行列車の紹介や、鉄道シチュエーションドラマの朗読をします
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 店内には大きく分けて「カウンタージオラマ」と「銀河鉄道ジオラマ」の2つが常設されており、ダイナミックな走行を間近で見ることができます。合計走行距離は約105m。

 この店を手がけているのは鉄道模型店を全国に約40店舗を展開するポポンデッタ(東京都千代田区)。鉄道ジオラマ飲食店の先駆け的存在「バー銀座パノラマ 銀座店」が2015年10月に閉店した後、ポポンデッタが経営を引き継ぎ、2016年2月にバー銀座 ChouChou POPONとしてオープンしました。

 鉄道ジオラマを製作しているのはその関連会社・ポポプロです。同社は商業施設や鉄道会社のジオラマを数多く手がけているとのこと。南田氏は「ポポプロには日本の博物館の展示ジオラマの数々を手がける超一流の職人がそろっているので、この店に来るだけで日本のトップレベルの鉄道ジオラマを見られる」と話します。