3.3Lのボウルを採用したキッチンエイドの「アルチザンミニ スタンドミキサー 3.3L」(実売価格7万3980円)
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 調理家電の進化歴史はいかにして料理を楽に、素早く作れるようにするか、というものだ。炊飯器も電子レンジも、この「楽」を追求して進化を続けている。そんな調理家電の長い歴史の中で、黎明期から登場し、しかも未だに世界中のユーザーに愛されている製品がある。それがキッチンエイドのスタンドミキサーだ。1919年に米国で誕生して約100年。古き良き米国のキッチンはもちろんのこと、スタイリッシュな現代風のキッチンにもマッチするデザインと見栄えのするカラーリングは、現代風に言うとまさに"インスタ映え"家電だ。しかも実力も折り紙付きで2012~2017年まで家庭用ミキサーとして販売数量で世界No.1を記録している(Euromonitor international調査)。

 そのキッチンエイドから、2017年、より使い勝手が良いコンパクトサイズの「アルチザンミニ スタンドミキサー 3.3L」(以下、アルチザンミニ)が登場した。そこで今回、ずっと気になっていたこのミキサーを試すことにした。

基本は「混ぜ合わせる」こと

 日本ではミキサーというと、ジューサーミキサーを思い浮かべることが多いだろう。キッチンエイドのスタンドミキサーは、ジューサーミキサーとは全く異なる製品で、基本機能はさまざまな食材を「混ぜ合わせる」ことだ。本体にはワイヤーホイップ、平面ビーター、ドゥーフックの3つが付属し、用途によってこれらを使い分けて利用する仕組み。スタンドミキサーの名前の通り自立しており、ハンドミキサーなどのように使うときに手で持つ必要はない。

ホイップクリーム作りなどに使うワイヤーホイップ
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平面ビーターはミンチなどを混ぜるときに向く
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パン生地など、重い食材で使うドゥーフック。しっかりと捏ねてくれる
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