有線のLAN端子の仕様は必ず確認する

 最近は光回線が普及したことで、プロバイダーなどが提供するインターネット接続サービスにもGigabit Ethernet(最大1000Mbps)に対応した回線が増えている。ただ、それによって家庭内の個々の機器の通信速度を速くするには、無線LANルーターの有線LAN端子がGigabit Ethernetに対応していなければならない。

 現在売られている無線LANルーターのほとんどはGigabit Ethernetに対応しているものの、低価格帯の一部製品には、インターネット側(WAN側)のLAN端子の速度が「100BASE-TX」(100Mbps)のものもある。これらの無線LANルーターをGigabit Ethernetのインターネット回線につないでも、最大速度100Mbpsで頭打ちになってしまう。また、家庭内にある一部の機器を有線で無線LANルーターにつなぎたい場合は、LAN側のLAN端子もGigabit Ethernetに対応していたほうがいい。

 もし、5000円程度の低価格帯製品を購入するときは、製品のスペックを注意深く調べよう。また、低価格帯の一部製品はLAN端子が少ないこともある。有線で接続する機器もあるという人は、端子数も確認しておこう。逆に有線LAN端子を使わないのであれば、有線LAN端子が少ない小型無線LANルーターを選ぶのもありだ。設置面積が小さくて済む。なお、もし後で有線LAN端子が必要になっても、ネットワークHUBを用意すれば増やせる。

NECプラットフォームズの「Aterm WG1200CR」(実売価格は4980円)のように、有線LAN端子が2個しかない製品もある。有線LAN端子がない分、本体はかなり小型だ
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引っ越し機能に注目

 もし、今使っている無線LANルーターを新しいものに置き換えるなら、引っ越し機能がついた無線LANルーターを選ぶと便利だ。引っ越し機能では、SSIDや暗号キーといった無線LANの接続に必要な設定を、設定画面を開かず、簡単な操作で、新しい無線LANルーターに移行できる。古い無線LANルーターがWPSに対応していれば、メーカーを問わず移行が可能だ。無線LANルーターを置き換えても、子機側の設定変更は必要ないので手間が省ける。

「Wi-Fi引っ越し機能」「AirStation引っ越し機能」「無線引っ越し機能」などと呼ばれる引っ越し機能は、無線接続に必要なSSIDと暗号キーを簡単な操作で移行できる機能。画面はアイ・オー・データ機器の説明ページ
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