“バッテリー駆動時間”で選ぶ

■完全ワイヤレスでも定番はやっぱりBOSE?

BOSE
SoundSport Freewireless headphones
実売価格:2万9160円

・スコア:4点
・重さ:右9.2g、左9.2g 充電ケース81.5g
・再生時間:5時間(専用ケースで2回充電可能)
・防水機能:IPX4
・対応コーデック:SBC

 完全ワイヤレスのなかでも、早くも定番ブランドとなりつつあるのがBOSE。SoundSport Freeは名前の通りスポーティーな要素も意識しつつも、ボーズらしいサウンドを実現したモデル。完全ワイヤレスのなかではかなり大柄なサイズだが、独特の形をしたイヤーチップが2つ付属し、耳の内側に張り出すようにフィットさせる構造。本体ボタンもシンプルだが、音量ボタンが独立しているのが使いやすい。

 iPhone 8とペアリングをして音楽を聴くと、そこはボーズサウンドの世界だ。豊かでリッチな低音と、厚みと深みのある中域はジャンルを選ばず聴けるが、特にダンス系ミュージックをズンズンと重低音と共に響かせるのに最適。ボーカル曲の歌声のクリアさも良好で、ジャンル問わず気持ちよく聴ける。

 イヤホンとしては多機能ではないが、アプリでイヤホンを最後に使った場所を地図で表示する機能は、紛失時に役立ちそうなユニークな取り組み。特別な機能を求めないのなら、ランニングをしながら聴くのにも、ゆったりと音楽を聴くのにも向いたイヤホンとして鉄板の選択肢だ。

装着サイズは巨大で電車の車内では目立つレベル。ただし独自の「StayHear+ Sportチップ」で落ちる心配はナシ
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本体のみで5時間駆動は優秀だが、本体、充電ケースともに大きい
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■充電ケース込みで最大24時間は強力

JBL
JBL FREE
実売価格:1万6070円

・スコア:3.5点
・重さ:右6.4g、左6.3g 充電ケース84.8g
・再生時間:4時間(専用ケースで5回充電可能)
・防水機能:IPX5
・対応コーデック:SBC

 オーディオブランドの老舗であり、近年はヘッドホンブランドとしても人気があるJBLの完全ワイヤレス。特徴は充電ケースによる充電を含めると最大24時間駆動できることで、手頃な価格で長時間使える完全ワイヤレスが欲しい人向けだ。

 3サイズのイヤーチップと共に2サイズのソフトカバーを取り付ける事でフィット感を上げられる。本体側面全体がボタンになっている仕様で、操作はシンプルで分かりやすい。

 実際にiPhone 8と接続して音楽を聴き込んでみると、全体的にやや響きが付いたナチュラル志向のサウンドといったところ。特に低音のパンチが効いていてダンス系の音楽を心地よく鳴らしてくれる。反対にジャズやクラシックなどアコースティックな音源では描写が甘くなりがちだ。

 1万円台という価格で長時間駆動でき、音や操作性に癖のないスタンダードな機種だが、少し気になったのは全機種同じ環境で試聴していたなかで、本機のみは音楽を聴いていて左イヤホンの接続が何度か切れてしまったこと。左右接続性に若干の不安があるかもしれない。

耳に挿入してフィットする構造。耳にひっかけて落下を防ぐウィング部分はないが、ソフトカバーで密着度を上げられる
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大型の丸い充電ケースで、5回のバッテリー充電が可能
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