“ノイズキャンセリング”対応で選ぶ

■完全ワイヤレス&ノイズキャンセリング対応の決定版

ソニー
WF-1000X
実売価格:2万3300円

・スコア:5点
・重さ:右6.7g、左6.7g 充電ケース70.6g
・再生時間:3時間(専用ケースで2回充電可能)
・防水機能:なし
・対応コーデック:SBC、AAC

 完全ワイヤレスのなかでも多機能路線のトップモデル。通勤・通学の電車内を快適に過ごせる“ノイズキャンセリング”機能や、周囲の音も聴ける“アンビエントサウンド”機能に対応する。

 サウンドは、ボーカルの声の質感まで伝える情報量志向で、メリハリが効いてストレートに音の良さが伝わってくる。低音はダンス系と呼ぶほどパワー重視ではないが、適度にパンチを効かせてあり日本人好み。空間の見通しにも優れているので、ジャズやクラシックにも向いた高い汎用性を備えている。

 ノイズキャンセリング機能はソニーのヘッドホンの上位機種ほど強力ではないが、やはり有ると無しとでは大違い。電車の騒音だけでなく、屋内のエアコンの動作音、外から聞こえる自動車の騒音にも効果があった。音量を下げても音楽がクリアに聴けるので、使い勝手も良い。外音を取り込むアンビエントサウンド機能により街歩きも快適。こうした機能は専用アプリだけでなく、本体ボタンでも切り替え可能で使い勝手はスムーズだ。

 弱点を挙げると、バッテリーの連続持続時間3時間はお世辞にも長いとは呼べないし、Bluetooth接続の遅延も長めなので動画やゲームには不向き。発売当初に比べ、大手量販店での実売価格が2万3300円とこなれてきており、ノイズキャンセリング機能の付加価値を考えるとお得感のある機種だ。

耳元にピタリと落ち着くスタイリッシュなデザイン。耳へのかかり具合も良好だった
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充電ケースはお世辞にも小型とは呼べない。NFC搭載スマホならタッチすることでペアリングできる
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専用アプリ「Headphones Connect」から外音コントロールやイコライザを設定できる
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