2018年6月、いよいよサッカーのFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会が開幕する。1930年にウルグアイで第1回大会が開催されてから88年目を迎えるW杯は、いつの時代もスポーツファンの心を奮い立たせてきた。一方で、4年に1度のサッカーの祭典は、ボール、ユニホーム、シューズの技術的進歩を促す役割も果たしてきた。今回は日本代表チームのユニホームの開発を手がけるアディダスに、“ユニホームの進化”について聞いた。

 サッカーW杯で選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日本代表のユニホームは日進月歩の進化を遂げている。しかし、そのスポーツウエアとしての最先端の機能性に迫る前に、今さらながらどうしても確かめておきたいことがあった。

 日本の国旗は白地に赤の日の丸だから、今回のアウェーのユニホームが白いのは納得できる。そうなると過去の一時期そうだったように、ホーム用のユニホームのベースカラーは“赤”のほうがしっくりくるはずだ。なのに、なぜ日本代表のユニホームは“青”なのか。

今回のW杯ロシア大会で日本代表が着るホーム用のユニホーム
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 公益財団法人日本サッカー協会のサイトにある「2002FIFAワールカップ記念 日本サッカーミュージアム」を見ると、サッカー日本代表のホーム用のユニホームには、少なくとも1936年のベルリンオリンピックのときから、ごく一部の国際大会を除いてずっと青系が使用されている。記憶にあるW杯日本代表のホームのユニホームは、すべて“青”を基調としている。

2002年のW杯日韓大会の日本代表チームのユニホーム(ホーム)
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2006年のW杯ドイツ大会の日本代表チームのユニホーム(ホーム)
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2010年のW杯南アフリカ大会の日本代表チームのユニホーム(ホーム)
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2014年のW杯ブラジル大会の日本代表チームのユニホーム(ホーム)
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 なぜ、日本代表のユニホームは青いのか。どうして、“明るい青”や“紫がかった青”とは色合いの違う“青”になったのか。まずはその謎の答えが知りたい!