高出力高回転タイプのエンジンが小気味よさの根元になっていた

当初は1.5LのSOHCエンジン搭載でデビューするが、写真の第二世代になる前からDOHC16バルブ・エンジンが導入されていた
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ことさらスポーティであることを飾りたててはいないけれど、実際に使うとなればこれで居心地のいいコクピット。なによりコンパクトなのがいい
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 加えて特筆しておきたいのは、ホンダのエンジンは基本的に高出力高回転タイプであったこと。それは、運転しやすさを主張してトルクリッチな傾向になっていく大きな流れのなかで、スポーツカー・フィールとしては小気味よさの根元になっていた部分だ。ホンダCR-Xの性格にもマッチしていて、全体の好印象につながっていた。

 基本的にシビック系のフロアパンのホイールベースを縮めて用いたCR-Xだが、初代の2200mmが100mm拡大されて2300mmというホイールベースになった。シビック各車が2500mmだったから、それの200mm縮小版ということになる。これに加え、トレッドが一気に50/40mm(全/後)ワイド化され、いかにもマッシブなディメンジョンとなっている。これは、最初から2+2と割り切って、走行性能やスタイリングを重視した結果であろう。サスペンション周りも、フロントに従来のストラット式ではなくウィッシュボーン+コイル・スプリング、リアにも同じスペックを持ち込んでいる。