日経BPnet セカンドステージに「くるまのわざ」として連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2008年5月15日です。記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。

マツダが到達したひとつの定番モデル

マツダRX-7にとってニ代目に当たる1986年モデルのRX-7GT-X。エンジンは2ローターのマツダ13B型+インタークーラー、185PSを搭載
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 今でこそ、人気の小型車やワンボックスなど幅広くMAZDAの名前は世界に轟いているが、マツダというとロータリー、そういう時代が長くつづいた。会社に特徴を持たせるためにも、ロータリー・エンジンを広めたい、というのがマツダの目標のようにいわれていた。初期のコスモ・ロータリー、小型車のマツダ・ロータリー・クーペ、サバンナなどを経て到達した、ひとつの定番モデルというべきクルマがRX-7である。

 ここで採り上げるのは、2002年、本モデルのマイナーチェンジ版を最後にRX-8にバトンタッチしたRX-7のなかで、第ニ代目に当たる1985年にチェンジされたモデル(FC3S系)である。初代ほどとがってはいないが、洗練されたRX-7、ということができる。