演奏活動でメシを食っていたこともある、音楽とITと肉にはちょっとうるさいライターの湯浅英夫氏が、自分がハマった物について、そのハマった穴を解説していく。

 私はローストビーフが好きだ。薄くスライスされた肉を口に入れると、溶けるようにほぐれてジューシーな肉汁が口の中に広がり、やがて喉をするりと通っていく。この一連の流れがたまらない。

ローストビーフが食べたい
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 秋葉原の名店「肉の万世」に行くと、出来上がったローストビーフの塊を目の前でカットして食べさせてくれる。大変おいしいけれど値段が値段なのでおなかいっぱい食べるというわけにはいかず、いつも食べ終わるたびに少し悲しい思いをしていた。

 しかしある日気が付いた。ローストビーフを自分で作れば好きなだけ食べられるのだ。検索すると、炊飯器の保温機能を使ってローストビーフを作っている人が大勢いて、レシピもたくさん公開されている。連休の午後、何もすることがなかったので、さっそく自分で作ってみることにした。