演奏活動でメシを食っていたこともある音楽とITにはちょっとうるさいライターの湯浅英夫氏が、自分がハマった物について、そのハマった穴を解説していく。

 仕事柄、海外メーカーの新製品発表会のストリーミングや新製品のプレスリリースなどに触れる機会が結構あるが、英語なのでだいたい分からない。何度か見返して要点を把握するのが精一杯だ。来日した海外企業の製品担当者などに取材するとき、相手が英語でしゃべっているときにフンフンとそれっぽく相づちを打っているが、実際は大して理解できていない。通訳してもらったり録音を聞き返して概要をつかんだりしているのが現状だ。

 こんなことではダメだ、英語の聞き取りができるようになろうと思い、NHKの語学番組「ラジオ英会話」のテキストを購入したが、筆者は中学生時代に「基礎英語1」のテキストを買うだけで1ページも開かなかった人間だ。毎日ラジオを聞き続けることがいかに大変なのかは分かっている。そこで便利なアイテムを使うことにした。放送番組の予約録音ができるラジオだ。調べてみるとそうしたラジオはいくつかあるが、その中でも新製品であるソニー「ICZ-R110」を使ってみることにした。

ソニーのポータブルラジオレコーダー「ICZ-R110」
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 ICZ-R110は、ICレコーダーとしても使えるコンパクトなラジオと、充電器を兼ねたスピーカークレードルを組み合わせた製品だ。16GBのメモリーを内蔵し、そこにラジオ番組を録音できる。押すだけで選局できるボタンを3つ備えているのも便利だ。語学学習やICレコーダーでは再生機能が大事だが、0.5倍~2倍速の再生機能、A-Bリピート機能、一定秒数で先送り・巻き戻しできる機能が利用できる。

見た目はICレコーダーそのもの。リニアPCM録音もできる。容量はmicroSDカードで増やせる
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 実売価格は1万9000円前後でラジオとしては高いと思ったが、ICレコーダーも必需品であり、両方を買うことを考えるとコストパフォーマンスは悪くないだろう。ソニーによると、こうした録音機能付きラジオは年度末・年度はじめによく売れるそうだ。新生活シーズンに語学学習を始めようと一念発起する人が多いのだろう。

ラジオらしくアンテナ類が付属する。ワイドFMにも対応する
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■変更履歴
記事中に誤りがありました。本文中、製品名が初出時に「ICZ-1R110」としていましたが正しくは「ICZ-R110」です。お詫びして訂正いたします。該当箇所は修正済みです。 [2018/03/12 15:25]