【NGその5】距離感が分からないおじさん
職場に入ってきた新人や異動で知り合った人とFacebookやLINEでも交流を……と友達申請を出すのはちょっと待って!
今の若い人は、学生のときからFacebookを始めています。学生時代のサークル活動の様子や友人との交流を、職場の先輩に見られたいはずはありません。LINEも交換したいと言われたら断る理由が難しいためつながることはありますが、プライベートに踏み込まれたようで不快に思う人もいるでしょう。
産業能率大学が行った「2017年度 新入社員の会社生活調査」によると、「上司からSNSで友達申請があったらどう思うか」という質問に、「嫌だ」が18.7%、「どちらかと言えば嫌だ」が35.6%といった結果が出ています。合わせて54.3%が否定的に受け止めていることになりますが、自分の若いころを振り返るとその気持ちは分かりますよね。
2018年度の新入社員は「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」であると産労総合研究所が発表しています。「少数の仲間同士でSNSを活用し、綿密な情報交換で協力関係を構築し、内定というゴールをめざした」世代なのだそう。SNSの活用に関してはプロの彼らです。もしつながりたいと思ったら、すぐさま申請を送ってくるでしょう。若い人との距離は少しずつ近づけるのが良さそうです。

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