全般に弾力のある鶏肉

 坊ちゃんの串焼きは、メニューに載っているだけで15種類。豚肉が主で7種類、鶏肉は5種類、牛肉が1種類、野菜が3種類。このうち野菜である「ねぎ」と「しいたけ」を除いた13種類と日替わりの1品をいただいた。鶏・豚・牛・野菜の順番に紹介していこう。タレ・塩はおまかせである。

 まずは、「せせり」(塩)と「ねぎま」(タレ)。どちらも弾力がありながら柔らかい。ねぎまはもも肉なのだが、最初はせせりかと思ったぐらいだ。

 塩は容器から直接振りかけている。これは炭に水分が落ちない模範的な焼き方だ。タレは少し甘目でやや粘りがあるが、決して甘過ぎず肉の味を引き立てている。せせりとねぎまのタレ・塩が逆でもうまいだろうと思う。

弾力のあるせせりとねぎま
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「鶏皮」は塩。これは首の部分の皮らしい。脂肪を全部落とすほうが焼くのは簡単なのだが、半分ぐらい残してある感じで、パリパリとねっとりの両方の食感が楽しめる。

パリパリとねっとりの両方が楽しめる鶏皮
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「とりレバー」はタレ。僕の好きな、舌と上あごで挟んでつぶすという食べ方のできる柔らかさだが、しっかりと火が通っている。坊ちゃんは、鶏と豚の両方のレバーがあるので、食べ比べるのも楽しみの1つ。

柔らかいがしっかり火が通っている、とりレバー
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「つくね」もタレ。店員さんが「ぜひ付けて召し上がってください」と、その場でカウンターの上の辛味噌を手に取って皿にさっと塗ってくれた。つくね自体は淡白な味付けで、タレと辛味噌を味わうという感じだが、かむうちに肉汁がジワッと染み出てくる。辛味噌は、単独で酒のつまみになるおいしさ。

つくねと辛味噌の相性がいい
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