糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素に対し、微量栄養素といわれるビタミンとミネラルは第4、第5の栄養素と呼ばれる。三大栄養素ほど多くの摂取量は必要ないが、人間が健康的に暮らすうえで欠かせない重要な栄養素であることに変わりはない。「脂マネジメント」「糖マネジメント」に続き、「ビタミン・ミネラルのマネジメント」を最後に紹介しよう。

ビタミンは有機物、ミネラルは無機物

 ビタミンは体の調子を整えるのに必要な栄養素だ。厳密な定義は、生物が生きていくうえで欠かせない栄養素のうち、炭水化物、たんぱく質、脂質以外の有機化合物(炭素を含む化合物)の総称ということになる。

 たくさんの種類がある点もビタミンの特徴。おなじみのビタミンCに加えて、A、B群(8種類)、D、E、Kがある。このうちB群とCが水溶性で、残りは脂溶性だ。脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすいので、サプリメントなどで大量にとると過剰症を起こす危険がある。

 一方、ミネラルとは鉄や亜鉛など無機物のこと。むやみにとりすぎるのは良くないのだが、足りないと不調や疾患の原因になることがあるので注意が必要だ。ここでもやはり、適切なマネジメントが重要になってくる。

ビタミンやミネラルは必要な量は少量ながら体調を維持するのに必要な栄養素。JanPietruszka / PIXTA(ピクスタ)
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