スマホが普及し、さまざまなスケジュール管理アプリが登場しているにもかかわらず、手帳でスケジュール管理する習慣は廃れるどころか、より広く浸透してきているようだ。そこで、より扱いやすく、書き込みやすい、おすすめの2017年版の手帳を選んだ。まずはビジネスにおすすめの手帳から紹介。

 2017年版のビジネス手帳は、新機能をうたう手帳は少なくなってきたが、細部をリファインして、扱いやすく、書き込みやすくなった製品が増えている。また、Googleカレンダーとスマートフォン、PCの連携によるスケジュール管理など、デジタルとうまく共存させた商品や、デジタルが苦手な分野を補完した製品が、レギュラー商品として定着してきているのも、2017年版の傾向だろう。

スケジュールとノートがリンク。情報整理がラクに

コクヨ「Drawing Diary 2017」(2000円)。表紙色は、写真の赤のほか、黒、緑、灰、茶がある
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 見開き1カ月のマンスリータイプにノートページを組み合せた手帳は現在の流行のひとつで、2016年も多くの種類が発売されていた。コクヨの「Drawing Diary 2017」は、そのマンスリー部分とノート部分をリンクさせて使えるようにしたもの。簡単に言えば、ノート部分の全ページにページ番号が印刷されているのだ。

見開き1カ月カレンダー型のマンスリーページ。右端、月名の下の欄がメモ欄になっていて、週間の予定などが書ける。31mm×39mmと、1マスのサイズが大きいのも特徴。12月始まり
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 256ページとたっぷり用意されたノートページは、3mm方眼になっていて文字も図も書きやすい。そして、全ページにページ番号が振られていて、スケジュール欄にそのページ数を書き込めば、その日の予定の詳細やその日に行われた会議のメモなどとスケジュールをリンクできるという仕掛けだ。これは、スケジュール帳をノートの目次代わりに使えるため、必要なメモや資料を簡単に探すことができる。

 また、全部のページの端にタブも付いているので、ノート全体を大まかに目的別に分け、細かい部分はスケジュール帳と連携するといった使い方も可能。ノートページの先頭にはインデックスページが用意されているので、スケジュールと関係ない情報も整理できる。

 マンスリーページも、右側にメモ用の余白を作ったり、週番号が記載されていたりと工夫されている。残念なのは、右側に余白を取ったぶん、1月、7月、10月は、同じ枠で2日分の予定を管理する日ができてしまっていること。1マスが大きく、書き込みやすいレイアウトだけに残念だ。

3mm方眼罫のノートページは全ページにページ数が印刷されている。このページ番号をマンスリーページに書くことで、予定とノートをリンクさせることができる。また、ページ端にタブ欄があってノートページ自体を区分けして利用することも可能。この罫線はスキャンやコピーするとほぼ見えなくなる
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ノートページ冒頭にはインデックスページがあるので、検索性が高いノートとしても利用可能
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