みなさんは毎月の携帯電話使用料にいくら支払っているだろうか。記者は自身のスマホ代として月8000~1万円ほど。家族分(家族のスマホと共用のタブレット端末)と合わせると月2万円ほどになる。決して軽くない負担に感じる。総務省の家計調査でも1世帯あたりの携帯代は毎年上がり続けており、2017年は初めて年10万円を超えた。高額な携帯代をどうにかしたいと考えているのは記者だけではないだろう。

ワイモバイルで新たに購入したiPhone2台

 再来月に契約期間が2年を迎えるので、それを契機に見直すつもりでいた。しかし先日、家族のスマホが故障。すぐさま代える必要が生じて、先週末に早急に検討することになった。結果的に大手キャリアのiPhoneから格安スマホのiPhoneに変更した。その結果、1カ月にかかる料金を家族分と合わせて約1万2000円分減らすことができるようになった。つたない経験だが、同じように携帯代を安くしたいが躊躇している方向けに経験談を紹介する。

 約2年ぶりの携帯探し。始めるに当たって決めていたのは、最小限の手間で、できるだけ安くiPhoneを買い、月々の料金も安くすることだった。白羽の矢を立てたのは格安スマホの中では大手になるワイモバイル。iPhoneの取り扱いがあり、月々の料金も安くなりそうだからだ。契約していた大手キャリアからMNP(番号持ち運び制度)を使って移行することにした。MVNO(仮想移動体通信事業者)のSIMカードを調達することも考えたが、自前で安い端末を用意したり、細かい設定を自分でしたりするのが難しそうだったので、今回は避けた。

異常に安い端末と2万円の引き止め

 26日土曜朝。ツイッターで検索すると、詳細な金額は書かずに「一括大特価」「詳しくはお電話で」といった大幅な値引きを匂わせる文言が並ぶ。総務省が規制しているため「一括0円」とは書けない大人の事情があるのだろう。

 いくつかに目星をつけて電話してみる。どの店もiPhoneの「一括0円」のようだが、さらにキャッシュバックが付くなど条件のよいものは早いもの勝ちで売り切ればかりだった。3件目の電話。目当ての一括0円iPhoneはすでに売り切れていたが、同型のストレージ容量の大きいタイプがまだ残っているという情報が得られた。

 詳しく聞けば価格は約1万5000円の買い切り。月額割引で1836円が24カ月間分、合計約4万4000円引かれる。実質マイナス2万9000円で買えることになる。ただし、そのままでは販売代理店がもうからないのだろう。指定の有料コンテンツ8つを2カ月維持しなければならないというワナもあった。その費用が約7000円。それでもマイナス2万2000円で買える。月額の通信料も大手キャリアより安いので、トータルでかなり安くなる。これはいいと考えて予約することにした。

業者から示された有料コンテンツ。これらを2カ月維持することも契約条件だった