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 ツイッターやフェイスブックに将来、取って代わるかもしれない……。それほどまでの勢いで急成長しているSNSアプリがある。「エフェメラルSNS」と呼ばれるアプリ「Snapchat(スナップチャット)」と「SNOW(スノー)」だ。

 エフェメラルとは「つかの間の」や「はかない」を意味する言葉。これはスナップチャットやスノーが持つ「投稿内容が一定時間たつと自動的に消える」という特徴から名付けられた(詳細は後述)。そのため、スナップチャットやスノーは「消えるSNS」とも呼ばれている。

 このSNSのスゴさとは何なのか? 若者はどう使っているのか? 他のSNSに本当に取って代わるのか? 日経トレンディネットでは全4回の記事で、日本でも大ヒットしつつある「消えるSNS」の全貌に迫る。

【特集記事の内容】

(1)日本でも大ヒットへ、「投稿が消えるSNS」とは何なのか ←今回はココ!
(2)SNSに疲れた若者が「自撮りSNS」に走るワケ 
(3)50代のオジさんが、消えるSNSにハマる理由(9月6日公開)
(4)若者はもう「SNSの盛った写真」にだまされたくない(9月7日公開)



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Snapchat(スナップチャット)
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SNOW(スノー)

全世界で1億人、日本でも1300万人以上が使う

 「スナップチャットやスノーなんて使ったことがない」。日本では、そう答える人が大多数だろう。

 だが、スナップチャットは英語圏ではすでに大人気。全世界の月間アクティブユーザーはなんと1億人。とくに米国の1980年〜2000年生まれの若者(ミレニアム世代)の間では、普及率が60%に達したといわれている。米国ではフェイスブックを脅かす存在にまで成長しているのだ。英語圏での普及を受け、日本でもいよいよ広まりはじめている。

 一方、スノーは日本で急成長している。2016年上半期、スマホアプリのランキングでは、長らく1位を独占していた。実際、2015年11月のリリースからわずか9カ月で、日本でのユーザー数は1300万人以上になっている。定番SNSアプリを脅かす勢いだ。