コーエーテクモゲームスのブース内ステージで9月17日、『「Winning Post」シリーズスペシャルステージ』が行われた。同社の人気競馬シミュレーションゲーム『Wining Post』シリーズの最新作『Winning Post スタリオン』が9月8日にサービスを開始したばかり。Winning Post スタリオンプロデューサーの松枝正樹さんと『100万人のWinning Post』プロデューサーの山口英久さん、さらにスペシャルゲストとして平成ノブシコブシの吉村崇さんと徳井健太さんを招き、競馬好きの4名でブースでの展示がないWining Postシリーズの魅力を熱く語り合った。

コーエーテクモゲームスのブース内ステージ
コーエーテクモゲームスのブース内ステージ
競馬芸人として知られる平成ノブシコブシの吉村さんは最近、万馬券を当てたことがニュースになった
競馬芸人として知られる平成ノブシコブシの吉村さんは最近、万馬券を当てたことがニュースになった

 まずは、山口さんから100万人のWinning Postの特徴が説明された。「100万人のWinning Postはフィーチャーフォンでも遊べる競馬ゲームのため、お手軽に本格的な競馬育成が楽しめる。さらに共同牧場・スタッドに所属することで自分が育てた馬をみんなに使ってもらえたり、他の方が育てた強い馬を使えるので、初心者でも安心。さらに自慢の愛馬をほかのプレーヤーと対戦させるグランプリバトルや毎週違ったイベントを実施しているので、飽きずにプレーできる」。

 10月5日に100万人のWinning Postが5周年を迎えることを記念して5大企画が用意されている。目玉は「『100ウイポ』5周年 × 武豊30周年記念イベント開催!」。これまで橋本マナミさんや大島麻衣さんなど様々なタレントがゲーム内に登場してきたが、今回はデビュー30周年の武豊さんとコラボする。「武さんの30年を追体験するようなイベントを盛りだくさんで用意する」と松枝さん。そのほかも、グランプリバトルに新ルール「絶対能力部門」の導入や、勝てば勝つほど強敵が敵が登場するイベント、9月21日からすごろくイベントの復刻、生産すればするほど強くなる新スキルなど、競馬育成ゲームとして、より深くプレーしてもらえるようにと力を入れた企画ばかりだ。

「100万人のWinning Post」シリーズが5周年を迎えることを記念し、5つもの目玉企画が用意されている
「100万人のWinning Post」シリーズが5周年を迎えることを記念し、5つもの目玉企画が用意されている

 武さんの話題が出たところで、平成ノブシコブシのおふたりに武さんについて印象に残っていることはあるかという質問が。「僕が聞いた話ですと、まだ調教しきれていない馬で鞭を両手に持ってレースに出て、レース中に馬を整えたという伝説を聞いている」と吉村さん。徳井さんは「無名の新人が金持ちをやっつけていくのが日本人は好きだと思うが、地方馬だったオグリキャップがG1獲ってきて、引退の有馬記念で調子が悪い中、武さんが勝たせたっていうのが今の競馬人気につながっている」と熱を持って話し、吉村さんを驚かせていた。続いて山口さんが2001年のエリザベス女王杯でトゥザヴィクトリーをこれまでにない走らせ方で勝たせた武さんのエピソードを語ったことを皮切りに、武さんトークが白熱。吉村さんが途中「酒用意してもらっていいですか?」と言い出すほど盛り上がった。

トーク中、武さんにどこか似ている松枝さんに対し、徳井さんが「あれ、武豊さんですよね?」と話し掛け、会場から笑いが起きた
トーク中、武さんにどこか似ている松枝さんに対し、徳井さんが「あれ、武豊さんですよね?」と話し掛け、会場から笑いが起きた

なんと競馬好きの心をくすぐるゲームなのだろう

 続いては、松枝さんによってWinning Post スタリオンの特徴が説明された。「スマホで初めて18頭立てのレースシーンを実現。さらに実況音声付きのため盛り上がるのではないだろうか。様々な競馬場も再現されていて、大井競馬場のナイターも再現されている」。さらに、育成において攻略性の高いゲームとなっている点や歴代の名馬をゲーム中で入手することができるのも魅力だ。「ゲームの序盤でミホノブルボンという皐月賞とダービーの2冠馬を手に入れられるが、菊花賞を逃し3冠を逃しているが、ぜひゲームの中では3冠を目指して欲しい」と松枝さんが競馬好きならではの夢を語ると、吉村さんが「ゲームの中で、”if”を実現できるのがいい」と共感していた。加えて、名馬・ディープインパクトとウィキウィキの産駒であるマカヒキをゲーム中で生産し、実際はまだ獲得していない賞を獲るということも可能なのだ。なんと競馬好きの心をくすぐるゲームなのだろう。

途中吉村さんが東京ゲームショウにプライベートで遊びに来ていたハライチの岩井勇気さんを見つけ、急遽岩井さんがステージに加わることに
途中吉村さんが東京ゲームショウにプライベートで遊びに来ていたハライチの岩井勇気さんを見つけ、急遽岩井さんがステージに加わることに
徳井さんがWinning Post スタリオンを試遊した映像を流している際に、徳井さんがプレーするダイワメジャーがラストの直線で先頭に抜け出すと、吉村さんは実際のレースさながら大興奮
徳井さんがWinning Post スタリオンを試遊した映像を流している際に、徳井さんがプレーするダイワメジャーがラストの直線で先頭に抜け出すと、吉村さんは実際のレースさながら大興奮

 Winning Post スタリオンを試遊した徳井さんは、「馬のコンディションをレースに合わせるのが難しく、リアリティーがある。さらにスマホでこの映像のきれいさはすごい!」と大絶賛。最後に、競馬好きのおふたりならではの企画、どっちがゲームに登場する? チキチキ「推し馬」プレゼン合戦が行われた。企画名通り、おふたりの推し馬の素晴らしさをプレゼンしてもらい、会場のお客さんの拍手が多い方がWinning Post スタリオンに登場するというもの。

 吉村さんはサイレンススズカ、徳井さんはディープインパクトについて3分間のプレゼンをした結果、軍配は徳井さんに。ところが納得のいかない吉村さんが、松枝さんに駆け寄って頼み込むと、実はサイレンススズカのファンだと告白した松枝さんがサイレンススズカも登場させてくれることになった。おふたりの推し馬・サイレンススズカとディープインパクトは、9月21日からゲーム内に登場する。

サイレンススズカについて熱弁する吉村さんは、時間配分を間違え、最後はなぜか握手会に
サイレンススズカについて熱弁する吉村さんは、時間配分を間違え、最後はなぜか握手会に
ディープインパクトの魅力をプレゼンする徳井さんだが、9割ほどは例えに使ったアイドルの話で、吉村さんや岩井さんから突っ込まれていた
ディープインパクトの魅力をプレゼンする徳井さんだが、9割ほどは例えに使ったアイドルの話で、吉村さんや岩井さんから突っ込まれていた
会場の投票の結果、プレゼンで敗れた吉村さんが松枝さんに駆け寄り、脅し気味にサイレンススズカもゲームに加えるよう頼み込む
会場の投票の結果、プレゼンで敗れた吉村さんが松枝さんに駆け寄り、脅し気味にサイレンススズカもゲームに加えるよう頼み込む

 イベントを終えて、「大人から子どもまで競馬を楽しめるとなると、これが一番身近にあるものだろう。これまで築いた伝統に最新技術が組み合わさり最高傑作になっている」と吉村さん。山口さんからは、「来週9月21日から100万人のWinning Post5周年企画を10月末まで実施する。実はもうカウントダウンダウンキャンペーンとしてログインするだけでガチャのタダ券などをもらえる企画が始まっているのでぜひ試してほしい。100万人のWinning Postは5周年で終わりではなく、この後もさまざまな企画を準備中なのでお楽しみに」と今後も期待できる言葉が。松枝さんも「Winning Post スタリオンはスマホの性能を最大限に使った機能を搭載し、さらに攻略性の高いゲームなので、継続して楽しんで欲しい」とアピールした。さらに、調教中、騎手にもイベントが起こることがあり、その発生条件が「中4週以上のローテーションが必要」という、プレーする上で貴重な情報がプレゼントされた。

最後に改めてWinning Post スタリオンの魅力を伝える松枝さんと山口さん
最後に改めてWinning Post スタリオンの魅力を伝える松枝さんと山口さん

(文・写真/大川晶子)

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