東京ゲームショウ2016の一般公開日初日の2016年9月17日、コーエーテクモブースのイベントステージでは、2016年内のリリースを予定しているスマホ(Android/iOS対応)向けタイトル『信長の野望 ~俺たちの戦国~』のスペシャルステージが開催された。
スペシャルステージには『信長の野望 ~俺たちの戦国~』の藤重和博プロデューサーに加えて、スペシャルゲストとして声優の竹本英史さん、伊藤かな恵さんが登場してトークを繰り広げた。
『信長の野望 ~俺たちの戦国~』はユーザーが5~6人の武将をひとまとまりにして部隊を作り、ネット経由で総勢最大100人(50人対50人)の合戦ができるというもの。
藤重プロデューサーは「有名な武将を含めて200人ぐらいからスタートしてどんどん増やし、最終的には2000~3000武将ぐらいになるのではないかと思います」と語っていた。
合戦ではあらかじめ選んだ5つのスキルから3つ選んで戦うが、そのときの駆け引きがおもしろいと藤重プロデューサーはアピールした。一方で「『コンボ優先ボタン」と『兵科の相性優先ボタン』みたいなものをつけたので、とりあえずどちらかを選ぶというやり方もできます」(藤重プロデューサー)という。
「『俺は騎馬しか戦わねえ!』といったやり方もできるんですね」という竹本さんに対し、伊藤さんは「(自動的に)選んでくれるボタンはうれしいですね。最初はわからない方も多いと思うので、初心者の方にはやりやすいと思います」と話していた。
途中、竹本さんの“無茶ブリ”によって、伊藤さんがスクリーンに表示された斉藤帰蝶(斎藤道三の娘で織田信長の妻、濃姫)のセリフを演じるという、ファンにはたまらないシーンもあった。
なんかやらせてくださいよ。なんかないんですか。
その後、ゲームタイトルである『信長の野望 ~俺たちの戦国~』になぞらえて「俺たちの○○」というテーマトークが繰り広げられた。
「俺たちの野望」というテーマで「帰蝶をやらせていただけるというのが決定しましたよね? ステージに呼んでいただけたので、ぜひとも何かで関われたらなって思います」という“野望”を話した伊藤さん。さらに竹本さんも「『信長の野望』が大好きですから、(ステージの)“華”としてちょっと呼ばれた伊藤ちゃんが急に(仕事を)ゲットして僕がないのはないので、なんかやらせてくださいよ。なんかないんですか。セリフはないんですか?」と続ける。
それに対して藤重プロデューサーは「2人からラブコールがある前に思ってたんですけど、『合戦サイン』に声をつけられるので、ぜひ2人に出ていただきたい」と野望を語り、ステージ上で出演オファーが行われた。2人とも快諾し、ゲーム内に登場する「合戦サイン」の音声を演じることが決定した。こちらも楽しみにしておこう。
(文/安蔵 靖志 写真/吾妻 拓)