東京ゲームショウ2016の一般公開日の初日、スクウェア・エニックスのブースでは、2016年10月27日発売予定のPlayStation 4、PlayStation Vita用ゲーム『ワールド オブ ファイナルファンタジー』のイベントステージが開催された。人気声優の竹達彩奈さんと喜多村英梨さん、ワールド オブ ファイナルファンタジーのゲームプロデューサーである千葉広樹さんなどがステージに登壇し、ワールド オブ ファイナルファンタジーのゲームの概要と、ゲームシステムを紹介した。
ワールド オブ ファイナルファンタジーは、レェンとラァンの2人の主人公が不思議な世界「グリモワル」をモンスターと一緒に旅するRPG。同作で竹達さんが「タマ」、喜多村さんが「セラフィ」という主人公たちをサポートする重要なキャラクターを演じている。
イベントステージでは、ワールド オブ ファイナルファンタジーの「闘技場」というバトルシステムを紹介。闘技場は主人公たちが物語を進めながら集めたモンスターを、ネットワークを介しユーザー同士で競い合わせることができるという。イベントステージではこの闘技場を使い、竹達さんと喜多村さんが実際に対戦した。次に2人が開発者と対戦し、開発者に勝利して場内を沸かせていた。
ワールド オブ ファイナルファンタジーは過去の「ファイナルファンタジー」シリーズの人気キャラクターがいろいろと登場するのが見どころ。イベントステージでは、闘技場の紹介の後に『ファイナルファンタジーVII』の人気キャラクターであるセフィロスの登場シーン動画が初公開された。
イベントの最後に感想を聞かれた竹達さんは「ファイナルファンタジーに出られることがうれしい。家族や友だちなどにいっぱい自慢した」という。喜多村さんは、声優を始めた10代のころ、インタビューで「ファイナルファンタジーに出るのが夢」と答えており、今回の出演で夢が叶った。特に「ミニキャラを演じたいと思っていたのうれ嬉しい」とも。最後にゲームプロデューサーの千葉さんは「既にマスターアップをしたので、発売日が遅れることはない」と力説し、イベントを締めくくった。
(文・写真/田代 祥吾)