2016年はイヤホン・ヘッドホンを取り巻く環境が大きく変わった年でもあった。オーディオ評論家の折原一也氏が最新トレンドを解説する。

「完全ワイヤレス」が一大ブームに

 2016年も人気を博したヘッドホン・イヤホン市場。今年のトレンドを最も動かしたのは、2016年9月に発売されたiPhone 7だった。

 iPhoen 7では3.5ミリのイヤホン端子が廃止され、これまで使用していたイヤホン・ヘッドホンを使いにくくなった。そのためBluetoothを使ったワイヤレスイヤホン・ヘッドホンがブームとなった。

 いま注目のアイテムは、アップルがiPhone 7と共に発売したばかりの「AirPods」だ。アップル純正品で1万6800円という手頃な価格、イヤホンの左右も独立させ、ケーブルを一切廃した「完全ワイヤレス」のスタイリングは、見た目、取り回しの良さともにインパクト大。

 完全ワイヤレスタイプの製品は、「EARIN」(1万8230円)やERATO「Apollo7」(3万6880円)といったライバル製品もすでに大ヒットとなっている。今後、一大トレンドとなっていくだろう。

2016年は「ワイヤレス」の1年だった。12月にはアップルの「AirPods」が登場
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装着時は、文字通り完全ワイヤレスになる
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