ひと口に“お買い得パソコン”と言っても、中身はさまざま。性能や機能、実用性を落とすことなく“使える”パソコンになっているか。それがメーカーの腕の見せどころ。今回は、5万2800円とかなり手ごろなパソコン、「LuvBook Jシリーズ LB-J321E-SSD2」(以下、LB-J321E-SSD2、マウスコンピューター)を題材に、パソコンのお買い得度の見極め方を紹介する

 LB-J321E-SSD2は、13.3型の高解像度液晶を搭載した低価格パソコン。240GBの高速SSD、8GBの大容量メモリー、IEEE802.11ac対応の無線LANなど装備が充実しつつ、直販価格が5万2800円(税別)からと安い。コストパフォーマンスがかなり良いノートパソコンだ(図1、図2)。BTOのため、予算に応じてパワーアップすることもできる。しかし、安いのには理由もある。搭載するCPUはCeleron 3215Uで、お世辞でも性能が良いとは言えないところが落とし穴。高速SSDや大容量メモリーには魅力を感じるが、搭載CPUが見劣りする点に二の足を踏む人もいるかもしれない。果たしてこの価格でこのスペックというのは、本当にお買い得なのか。非力なCPUでどれだけの実用性が確保されているのか、徹底的にレビューしてみよう。

図1 マウスコンピューターの「LuvBook Jシリーズ LB-J321E-SSD2」は13.3型のノートパソコン
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図2 LB-J321E-SSD2は、マイクロソフトオフィスの有無で2モデルある。BTOなので直販サイトで購入すれば、購入時にSSDやメモリーの容量を変更できる
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 マウスコンピューターのノートパソコンは、画面サイズで、11.6型の「LuvBook Cシリーズ」、13.3型の「同Jシリーズ」、14型の「同Bシリーズ」、15.6型の「同Fシリーズ」と「m-Book Kシリーズ」、17.3型の「m-Book Wシリーズ」と、6つのラインに分類されている。シリーズによっては、画面の大きさのほかに、グラフィックスチップの種類などでさらに細かく分けてある。LB-J321E-SSD2が属するJシリーズは、1600×900ドットのHD液晶を搭載する製品と、1920×1080ドットのフルHD液晶を搭載する製品があり、LB-J321E-SSD2は1600×900ドットのHD液晶を搭載する製品の中で、SSDを標準搭載するモデルだ。

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