この記事は「日経PC21」2018年1月号(2017年11月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 フィンシックス社の小型ACアダプター「ダート」は、消費電力が最大65Wまでのノートパソコンに対応できる互換ACアダプターだ(図1)。

図1 一般的なパソコンのACアダプターに比べて小型軽量なうえに、接続プラグを交換してさまざまなパソコンに対応できることが特徴。写真のブラック、シルバー以外にもブルー、マゼンタ、オレンジのカラバリがある
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 特徴は、小型軽量なこと。手のひらサイズのコンパクトさで、重さはわずか85グラムしかない(図2)。携帯ノートに付属している小型ACアダプターよりもひとまわり以上小さく、持ち運びに向いている(図3)。

図2(写真左) 手のひらに収まるサイズのコンパクトさで、重さはわずか85グラム。パソコン用のACアダプターは軽いものでも150グラム以上はあるので、ダートがいかに軽いかがわかる。図3(写真右)携帯ノート用のACアダプター(下)と比べてみた。サイズはひと回りほど小さく、メーカーによると、一般的な65WのACアダプターの4分の1のサイズだという
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 もうひとつの特徴は、幅広い機種に対応していることだ。家電量販店などで販売されている互換ACアダプターは、特定のメーカーの数モデルにしか対応していないことが多いが、ダートは接続プラグを付け替えることで、非常に多くのパソコンに対応している(図4)。自分のパソコンが対応しているかどうかは、国内でダートを取り扱っている丸文のホームページで確認できる[注1]。取り外し可能な接続ケーブルには、充電用のUSB端子が付いていて、スマホなどの充電も同時にできる(図5〜図7)。
[注1]丸文のホームページのURLは、http://www.marubun.co.jp/product/component/a7ijkd0000004h1t.html

図4 パソコンと接続するプラグ部分を交換することで、さまざまなパソコンに対応できる。接続プラグは9種類付属する
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図5(写真上左)付属の接続ケーブルには、充電用のUSB端子を備える。ケーブルは1.8メートルと長さは十分。図6(写真上右)ダート本体のケーブル取り付け口。ケーブルを取り外すことで、ポーチなどにコンパクトに収納して持ち運べる。図7(写真下) パソコンとスマホを同時に接続して充電してみた。コンセントが1つで済み、パソコンのUSB端子をスマホの充電のために使わなくてよいなどのメリットがある
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 実売価格は1万2000円前後(税込み)[注2]。1万円前後のパソコンメーカー純正品や、3000円前後の一般的な互換ACアダプターと比べて割高だが、持ち運びしやすく、使い勝手の良いのは魅力的。頻繁にパソコンを持ち歩いて使う人や、複数のノートパソコンを使っていて、共有して利用できるACアダプターが欲しいという人は、購入を検討する価値があるだろう。
[注2]アマゾンでのみ販売

(文/湯浅 英夫)