この記事は「日経PC21」2016年4月号(2016年2月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 パソコンで1つしかソフトを起動しない人は少ないだろう。一方で画面の広さは限られており、すべてを一度には表示できない。ウインドウを切り替えたり動かしたりしてやりくりしている。こうした煩雑な操作をせずに済む広い画面を実現するのが「デュアルディスプレイ」だ。

 デュアルディスプレイのメリットは、大きく分けて2つある(図1)。一つは、前述の例のように多くのウインドウを同時に表示できること。もう一つは、横長のパノラマ写真を大きく表示したり、エクセルで巨大なワークシートを見渡したりといった使い方だ。

図1 デュアルディスプレイのメリットは、多くの情報を一度に表示できること。ウインドウをいくつも開けるので、いちいち切り替えなくても情報を見られる(上)。2つの画面にまたがって、大きく表示することもできる(下)
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 非常にメリットが大きいデュアルディスプレイだが、「2台も液晶を買うのは無理」と思う人もいるだろう。だが、安心してほしい。図2のように、ノートパソコンに2万円程度の安価な液晶を追加するだけで、デュアルディスプレイは実現できる。画面が小さなタブレットPCを、デスクトップ機並みにグレードアップすることもできる。同じ液晶を2台使う正統派デュアルディスプレイの実現方法も含めて解説する。

図2 デュアルディスプレイの実現方法はいくつかある。ノートパソコンに1台の液晶を追加するだけでも世界は大きく変わる。本特集では3種類の実現方法を紹介する
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