この記事は「日経PC21」2017年10月号(2017年8月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 防水コンパクトデジカメ「WG」シリーズの最新モデル(図1)。前モデルと比べて本体前面の文字装飾などがシンプルになり、より精悍(せいかん)で引き締まったデザインになった(図2)。レンズは、起動やズーム時も本体から飛び出さない構造。「WG-50」で新たに搭載されたのが、撮影環境に応じて液晶モニターの輝度を簡単に調整できる「アウトドアモニター」機能だ。メニューの階層に入らずに、上下2段階ずつの輝度調整ができるため、屋外でのスナップには最適(図3)。

図1 防水モデルらしく、式骨な印象のデザインが特徴的。本体カラーは写真のブラックのほか、ポップなオレンジをラインアップする
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図2(写真上) 本体前面にはレンズ、フラッシュを配置。レンズの外周には、接写用のLEDライトを6灯搭載している。前モデルに比べ、文字装飾がシンプルになった。図3 (写真下)背面の液晶モニターは23万画素の2.7型。晴天下では明るく、夜間は明るさを抑えるなど、環境に応じて輝度を簡単に調整できる「アウトドアモニター」機能を備える
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 ボディーに加えて、ボタン類の剛性も非常に高く、かっちりとした操作感が頼もしい(図4)。防水モデルらしく、バッテリーケースはロック式で、水や粉じんの侵入を防ぐ仕様になっている(図5)。IPX8等級の防水、IP6X等級の防じん設計で、カタログ値では水深14メートル地点での2時間の連続撮影にも対応。汚れや水しぶきが心配なアウトドアレジャーや、ダイビング、ビーチの撮影などで活躍できる。

図4 上面は電源ボタンとシャッターボタンのみのシンプルな操作体系。ボタンの表面はざらついており、同社の高級コンパクトデジカメである「GR」シリーズをほうふつとさせる。ボディーは1.6メートルからの落下テストをクリアするなど堅牢性に富む
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図5 バッテリーケースはロック式で、外部からの水やほこりの侵入を防ぐ設計になっているほか、衝撃を受けても開かないようになっている。記録メディアはSDカードとなる
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 「デジタル顕微鏡モード」を備え、図鑑のような迫力のある接写写真が手軽に撮れるのも特徴。デジタル顕微鏡モード時は、レンズ外周のLEDが点灯することで、カメラの影を気にせず撮影できる(図6)。また、最大倍率時では2.44×4.33ミリの範囲をモニターいっぱいに表示して撮影可能。被写体のディテールや細かい文字なども、クッキリと描写できる(図7)。

図6(写真上) 撮影モードメニューから「デジタル顕微鏡モード」を選択すると、レンズ外周のLEDが点灯し、被写体を照らすことで、間近まで寄って撮影してもカメラの影が落ちないようになる。専用のマクロスタンドが付属し、被写体にぴったりくっつけて撮影することも可能だ。図7(写真下) 実際にデジタル顕微鏡モードで撮影しているところ。パンフレットの文字が大きく拡大されている
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(文/海岡 史郎)