この記事は「日経PC21」2017年10月号(2017年8月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 キングジムの「ブギーボード」は、サイズや仕様違いで7モデルをラインアップする人気製品。その最新モデルとなる「ブギーボードBB-9」は、10.5型のディスプレイを搭載したタブレットサイズの大型モデル(図1)。

図1 「ブギーボードBB-9」は単6形アルカリ乾電池2本で駆動する電子メモパッド。オフィスでのちょっとしたメモ書きや、家庭内の伝言板などに活用できる製品だ
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 付属のペンは金属製で軽く、鉛筆やシャープペンシルのような感覚で使用できる。ペン先は樹脂なので、少々強めに筆記してもディスプレイを傷付けるようなことはない(図2)。

図2 金属製の専用ペンが付属する。ペン先には樹脂を使い、強めに筆記しても画面が傷付きにくいようになっている。本体にはペンを収納するホルダーも用意されている
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 電源ボタンはなく、すぐに筆記ができるのも特徴。本体上部に備える消去用のボタンを押せば、一瞬で書いたメモを消すことができ、すぐにまた新しい筆記を始められる(図3)。

図3 本体上部に消去用のボタンを搭載する。このボタンを押すとメモが瞬時に消える。ボタンはくぼんでいるため、誤って押してしまう心配も少ない
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 消去用ボタンはくぼんでおり、誤って消してしまいにくい設計になっているが、大事なメモを残しておきたいときは、本体側面の消去ロック用スイッチが便利。消去用ボタンを押しても、メモが消えなくなる(図4)。

図4 本体右側面には「消去ロック」機能用のスイッチがある。メモを書いた状態でロックをオンにすれば、消去ボタンを押してもメモが消えなくなる。大事なメモを誤って消してしまうことを防げる。また、ロック中でもメモを書き足すことができる
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 ディスプレイの色は黒で、文字色は明るいブルーグリーン。従来品と比較して約50%ほどコントラスト比がアップしており、視認性が良く離れたところからでも書いてある内容を確認しやすい(図5)。

図5 黒色の10.5型ディスプレイに、明るいブルーグリーンの文字が映える。コントラストが高いので、記述した内容がはっきり確認できる
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 バッテリーは単6形アルカリ乾電池2本(図6)。新品の電池を入れた状態なら、カタログ値で約5万回の消去に対応している。バッテリー切れの心配をほとんどしなくていい省エネ設計も本製品の大きな魅力だ。

図6 単6形のアルカリ乾電池を2本装着して使用する。カタログ値では、約5万回の書き換えが可能だという。電池切れをほとんど気にしなくて済むのも本製品の大きな魅力
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(文/海岡 史郎)