5万円クラスの15型スタンダードノートは、パソコンの中でも最も競争の激しいクラスだ。マウスコンピューターの「m-Book B503E」は、1万4000台限定の約4万円PC。高速SSD搭載により、体感速度は上位のパソコン並み。性能は申し分ないが、果たして使い勝手はどうなのか。実使用を想定した徹底チェックでその実力を探った。

 前回の記事(「4万で15.6型の大画面とSSD搭載! 売れ筋価格帯の本命PC」)では、最大激戦区に投入された「m-Book B503E」の性能を、主にCPUとSSDを中心にチェックした。今回は、他にチェックしておきたい仕様と、実際に試してわかった使い勝手を重点的に見ていこう。

 画面サイズは15.6型。エクスプローラーやウェブブラウザの文字が大きく表示されるので見やすい。また、動画を迫力のある大画面で楽しめる。ただし、画面解像度はこのクラスの競合機種と同様に1366×768ドット。フルHD解像度(1920×1080ドット)の画面に慣れていると、デスクトップ画面が窮屈に感じる。また、画面の大きさに対して解像度が低いため、文字や写真の人物などの輪郭「ギザギザ」に見えることがあり、違和感を感じるケースがあった。半面、文字や画像の表示が大きいため、ウェブ閲覧やテキスト表示の際に読みやすい。パソコン画面に見慣れないシニア層には見やすいとも言える。

画面解像度は1366×768ドット。フルHD(1920×1080ドット)が主流となった今では狭く感じる。2つのウインドウを開いて並べると、それでほぼ画面いっぱいを使ってしまう感覚だ。とはいえ、一昔前のパソコンとは同じ広さで実用には問題ない
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 画面は輝度を最大にしても暗く感じたが、発色そのものはよい。青味が強く、青色や緑色といった寒色系の色の描画がきれいだ。視野角が広いので、複数の人間で画面を囲むように見るといった状況でも使いやすいだろう。画面の表面処理は非光沢で、蛍光灯や周囲物の映り込みが少ない。

最大輝度に設定しても、画面は暗いと感じた。発色は良く、特に寒色系の表現が美しい。画面の大きさに対して解像度が低いため、近付いて見ると画面に表示されている文字や画像の輪郭の粗さがやや気になる
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画面は最大130度まで開く。画面側のキーが遠くならないように配慮しているのか、キーボードは適度に傾斜している
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