この記事は「日経PC21」2017年7月号(2017年5月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 バング&オルフセンはデンマークの高級オーディオメーカー。「Beoplay H4」は、北欧のメーカーならではの質感の高さが魅力の製品だ。随所にラムスキンを採用し、滑らかな手触りと皮革素材による高級感を演出。カラーは、写真のタンジェリングレー以外にも、サンドグレー、チャコールグレーを用意し、どの色も中間色の絶妙な雰囲気が楽しめる(図1)。

図1 ラムスキンと清涼感のあるファブリック、アルミニウムの質感が印象的なブルートゥースヘッドホン。40ミリ径のドライバーによる素直な音が特徴。カラーは写真のタンジェリングレーのほか、サンドグレー、チャコールグレーがある
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 再生などの操作は、耳元のボタンで行う。ボタンは、再生/停止ボタンとボリュームの大小ボタンのみとシンプル。迷うことなく快適に操作できる(図2)。スマートフォンなどとはブルートゥースでワイヤレス接続できる。もちろん有線での接続も可能で、オーディオケーブルも付属する(図3)。本体の充電はUSB経由となる(図4)。

図2 電源を兼ねる再生/停止ボタンと、ボリュームの大小ボタンだけによるシンプルな操作が特徴
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図3 オーディオケーブルが付属し、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどとの有線での接続も可能
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図4 本体にはマイクロUSB端子を備え、付属のUSBケーブルで充電する。およそ2.5時間の充電で約19時間駆動する(カタログ値)
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 ハウジングはやや大きめ。しかし、クッション性の高いヘッドバンドと、柔らかいラムスキンのイヤーパッドのおかげで長時間の使用でもストレスを感じなかった(図5〜図7)。

図5 40ミリ径のドライバーを搭載するため、ハウジングはやや大きめ。しかし、イヤーパッドに滑らかな手触りのラムスキンを採用し、クッション性も高いので長時間の着用も快適だ
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図6 ヘッドバンドは外側がラムスキンで、内側はファブリック素材。こちらもクッション性が高く装着感は上々だ。削り出しのアルミパーツや布で覆われた配線ケーブルなど細部にもこだわる
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図7 柔らかいラムスキン素材のイヤーパッドが、耳を優しく包み込んでくれる。上質な素材による装着感は秀逸だ
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 音質はクセのない素直なサウンドが特徴で、ジャンルや用途を問わず、さまざまなシーンで活躍できそう。無料の専用スマホアプリ「Beoplay」で音質の調整も可能。温かみのある「WARM」、エッジの利いた「EXCITED」、音圧を抑えた「RELAXED」、抜けのいい「BRIGHT」の4つの音質効果のかかり具合をタッチ操作で調整できる(図8、図9)。

図8 iOS/アンドロイド向けの専用アプリ「Beoplay」。中央の円を「WARM」「EXCITED」「RELAXED」「BRIGHT」の各方向に動かすことで音質の調整ができる。このアプリ経由で、本体のファームウエアの更新なども可能
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図9 例えば、「WARM」側に調整すると、高域が抑えられ、耳触りのいい優しい音になる
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(文/海岡 史郎)