この記事は「日経PC21」2017年5月号(2017年3月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 「アクロニス トゥルーイメージ 2017 ニュー ジェネレーション」は、ダウンロード販売専用のバックアップソフトだ(図1)。Cドライブをイメージファイルにしてバックアップすれば、後でパソコンが不調になっても、バックアップデータを使って元の状態に復元できる。

図1 購入すると1年間クラウドストレージに1テラまでバックアップデータを保存できる。2年目以降も使う場合は、新たなライセンスの購入が必要。ダウンロード版のみの提供で、アクロニス・ジャパンのウェブページから購入できる
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 大きな特徴はイメージファイルの保存先にクラウドストレージを選べること。容量は標準で1テラで、パソコンがネットに接続されていれば、クラウドストレージを利用できる(図2)。

図2 パソコン内のバックアップデータの保存先は、専用のクラウドストレージと外付けHDDのどちらかを選べる。万一のトラブルでウィンドウズが起動しない場合でも、バックアップデータを使って調子の良い状態に復元できる
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 初回のバックアップは、すべてのデータを保存するので時間がかかる。特にクラウドストレージを使う場合は注意が必要。2回目以降は、追加や変更されたファイルだけがバックアップ対象なので短時間で済む。定期的にバックアップしたいならスケジュール機能を使おう。月単位、週単位など好みのタイミングで自動実行できる(図3)。

図3 バックアップのタイミングは、さまざまな方法を選べる。スケジュール設定では、月単位や週単位などで日時を指定すれば自動的に追加・変更された分だけをバックアップできる
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 パソコンだけでなく、スマホ内のデータもバックアップできることも特徴(図4)。アドレス帳や撮りためた写真、動画などをクラウドストレージか、本ソフトをインストールしたパソコンのどちらかに保存できる。

図4 スマホに専用アプリ「Acronis Mobile」をインストールする。アプリを起動し、クラウドストレージか本ソフトをインストールしたパソコンのどちらにバックアップするかを選ぶ。続いてバックアップデータを暗号化するか選ぶ
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 ランサムウエア対策の機能を搭載するのもポイントだ(図5)。万一ランサムウエアがパソコン内に侵入して大切なファイルが暗号化されても、バックアップデータから元のデータを自動的に復元できる。

図5 万一ランサムウエアに侵入されて大切なファイルが暗号化された場合は、すぐに対処のメッセージが表示され、バックアップ済みの元のデータが復元される
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(文/石坂 勇三)