最新のPCゲームを楽しみたいけど、自宅に高性能なデスクトップPCを置くスペースがない――。そんな人にお薦めしたいのがノート型のゲーミングPCだ。高性能なCPUとグラフィックスチップを搭載し、デスクトップPCの性能にも引けを取らない。ノートパソコンなのであちこちに邪魔なケーブルを這わせる必要もない。ゲーム用パソコンだからと言って、ゲームにこだわる必要はない。ハイスペックなパソコンを探しているなら、ゲーミングPCから探すのが実は正解なのだ。今回はハイエンドパソコンとして見たときのゲーミングPCについて、その魅力を探っていこう。

 マウスコンピューターの「NEXTGEAR-NOTE i5730 シリーズ」は、CPUにCore i7-7700HQ、グラフィックスチップにGeForce GTX 1070を搭載するゲーム向けの高性能ノートPCだ。18万9800円(直販価格、税別=以下同)から購入でき、他社の同スペックのゲーム向けPCと比べてコストパフォーマンスが良い。今回はNEXTGEAR-NOTE i5730 シリーズの中で、32GBの内蔵メモリーと、高速SSDと大容量HDDの両方を搭載する「NEXTGEAR-NOTE i5730PA1」(23万9800円)をテストした。

 以前は、PCゲームを楽しむにはデスクトップPCが常識とされていた。高い性能を求められるゲームを快適に操作するには、CPU性能はもちろんグラフィックス性能が必要。そうなると、高性能なグラフィックスボードを搭載できるデスクトップPCがどうしても必要になるので、ゲームを遊びたいなら巨大なデスクトップを導入しなければならない。

 一方のノートPCの場合はどうだろうか。小型で使い勝手が良いという一方で、デスクトップPCと同様のグラフィックスボードを搭載できないのが難点。近年はCPUの内蔵グラフィックスの性能が以前と比べて飛躍的に向上しているものの、高度なグラフィックス性能が求められる最新ゲームを満足に動かすにはまだまだ力不足なのが現状だ。

 そこでお薦めしたいのが、「NEXTGEAR-NOTE i5730 シリーズ」のようなノート型のゲーミングPC。ゲーミングPCは、ノートパソコン本来の使い勝手を大きく損なわずに、高いグラフィックス性能を両立しているのが特徴だ。言い換えるなら「ノートとデスクトップのいいとこ取り」をしたパソコンだと言える。

 性能面では、デスクトップPCに匹敵するほどの高性能なCPUを搭載するのがポイントだ。ノートPCはデスクトップPCと比べてCPUの性能が劣ると思っている人も多いかもしれない。その場合はぜひ認識を改めてほしい。最近は決してそうではないのだ。実は、デスクトップPC向けのCPUとノートPC向けのCPUは、パッケージと動作周波数などが異なるだけで、基本構造はほぼ同じ。コア数やスレッド数、動作周波数が同じなら、デスクトップ用とノート用の性能差はほとんどない。

 サイズ面では、一般的なノートPCよりやや大きいものの、デスクトップPCと比べればはるかに小さい。外出先に持っていくのは多少の苦労が伴うが、自宅内でリビングや自室などに持ち運ぶなら苦にならない。自分の好きな場所でゲームを楽しめるのは大きな魅力だろう。

「NEXTGEAR-NOTE i5730 シリーズ」は高速CPUと高性能グラフィックスチップを搭載するゲーム向けノートPCだ。「NEXTGEAR-NOTE i5730PA1」(直販価格23万9800円、税別)は、そのシリーズで最もスペックが高く「プラチナモデル」と呼ばれている
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 次ページからNEXTGEAR-NOTE i5730PA1の使い勝手を詳しく見ていこう。

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