この記事は「日経PC21 2月号」(2017年12月発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。

ドライブレコーダーに対する関心が急激に高まっている。エンジンの始動と同時に撮影を開始し、意識することなく運転中の出来事をすべて録画する装置だ。事故などの決定的な瞬間はもちろん、運転中に見た美しい景色も残さず記録できる。ドライブレコーダーの取り付け方や製品の選び方、撮影した動画の編集方法、スマホをドライブレコーダーとして使う手法など、今が旬のドライブレコーダーを紹介しよう。

 ドライブレコーダー(ドラレコ)は車の運転中の景色や状況をすべて動画と音声で残しておくための装置だ。エンジンの始動と同時に電源が入り自動で録画を開始する(図1)。

ドライブレコーダーって何?
図1 エンジンの始動と同時に撮影を開始し、運転中の状況を動画と音声で記録し続ける。撮影した動画ファイルは、パソコンで再生や編集ができる。写真はユピテルの「DRY-WiFiV3c」(実売価格は1万6600円(税込み))
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 万一、交通事故やハプニングが発生しても、その場面が記録されるため、映像でその状況を説明しやすい(図2)。追突された場合など、前方の映像だけではわかりにくくても、記録された衝突音でぶつかったタイミングがわかる。

ドライブレコーダーって何?
図2 ドライブレコーダーはデジタルカメラよりも広角なレンズを搭載しており、撮影範囲が広い。ドライブ中の美しい景色や思わぬハプニングなど、旅の思い出を動画で振り返るのも面白い
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 ドライブレコーダーの映像が役立つのはトラブルの場合だけに限らない。ドライブで出合った美しい景色や感動的な情景もそのまま記録される。動画をパソコンで閲覧したり編集したりできるので、後でドライブの思い出を振り返れるように残しておける。

 ドライブレコーダーは、一般的に安価な製品は低画質で簡素。高価な製品ほど高画質で多機能となる(図3)。ドライブレコーダーを導入するか悩んでいるなら、試しに安価な製品を購入してどんなものかを確認してから、必要に応じて高価な製品に買い替えるのもありだ。前方に高価で多機能な製品を、後方に安価で簡素な製品を取り付け、前後の映像を同時に録画できる(図4)。

図3 製品によって解像度や画角、付加機能などが大きく異なる。高画質で多機能な製品は1万円台後半から2万円台前半が相場。撮影のみで安価な製品は2000円台から購入できる
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図4 高価で多機能な製品を前方に、撮影のみで安価な製品を後方に取り付け、前後の両方向を記録する手もありだ。最近は、前後のカメラがセットになった製品も出始めた。写真はAUKEYの「DR02D」(直販価格1万2999円・税込み)
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