最大撮影解像度や画角で選ぶ 全方位型も登場

 ドライブレコーダーを選ぶときは、最大撮影解像度やHDR撮影、画角、LED信号機対応、付加機能などに注目したい。最大撮影解像度が高いと、録画した映像が高精細となる(図9)。HDR撮影機能は状況に応じて明暗を自動調整するので、トンネルや夜間など急激な明るさの変化に強い(図10)。対角線の画角にも注目したい。画角が広いと、左右の映る範囲が広い。対角線で140度以上あれば、左右まではっきりと映る(図11)。LED信号機への対応にも注目しておこう(図12)。

図9 最大撮影解像度は製品によって異なる。数字が大きいほど動画は高精細となり、道路標識や他車のナンバープレートなどがはっきりと映る。ただし、時間当たりの録画ファイルが大きくなるので撮影時間は短い
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図10 HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影機能があると、トンネルや夜間といった明暗の変化が大きい場合での撮影に強い。WDR(ワイドダイナミックレンジ)ともいわれる
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図11 製品によって映せる範囲が異なる。角度が広いほど左右の映る範囲が広い。画角が広い製品は車の左右先端まで映っているのに対し、画角が狭い製品は左右が切れてしまう
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図12 LED 信号機は高速に点滅を繰り返しており、それと動画撮影の秒当たりのコマ数が一致すると信号機の光がまったく映らないことがある。これを防ぐ機能がある製品を選ぼう
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 もし、アクシデント時の記録が必要なら、衝撃センサーや駐車場監視機能を搭載する機種を選ぶ。映像をリアルタイムで解析して前方車や車線の位置を把握し、運転者に警告する機能もある(図13)。GPSを搭載するなら、閲覧ソフトが用意されているか確認しておこう(図14)。Wi-Fiを搭載する機種は、スマホの専用アプリから記録動画を確認できる(図15)。

図13 一定の衝撃が加わると、その場面の前後数十秒間の動画を自動ミックレンジ)ともいわれる保存する「衝撃センサー」(1)や、エンジンを切った駐車中に衝撃や不審者を検知したら撮影する「駐車場監視」(2)、前方の車との距離や車線逸脱を警告する「運転支援」(3)など、付加機能が付いた製品も多い
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●GPSで位置情報や速度も記録
図14 GPSを搭載するドライブレコーダーは、位置情報や速度、衝撃も映像と同時に録画できる。それらの情報と動画を同時に閲覧するには専用ソフトが必要になるため、製品に用意されているか確認しておこう
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図15 Wi-Fiに対応する製品は、スマホのアプリから記録動画を再生できる。事故が起きた場合など、すぐ確認したいときに便利。画面はユピテルの「DRY-WiFi Remote TypeB」アプリ
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 ドライブレコーダーは主に「カメラ型」「セパレート型」「全方位型」の3タイプ。これらに加え、バックミラーにかぶせる製品や、カーナビやレーダー探知機と連動する機種もある。全方位型は前方だけでなく、左右や後方など周囲の様子をすべて撮影できるため、状況の収集に向く(図16図18)。