この記事は「日経PC21」2017年4月号(2017年2月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。なお、記事中の価格はすべて税込みです。

 デジカメで撮影した写真をその場でスマホに移したい──。こんなとき重宝するのがラトックシステムの「REX-WIFISD1H」。出先にいても、SDカードの写真をパソコンやスマホに素早く移せる(図1)。

図1 SDカードやUSBストレージ(2TB)をセットできるWi-Fiリーダー。最大3000mAhの内蔵バッテリーを搭載し、出先でスマホなどをケーブル接続して充電できる
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 最大の特徴はカードリーダーにWi-Fi機能を搭載すること。ルーターを介さずパソコンやスマホとワイヤレスで直接接続し、挿し込んだSDカードやUSBストレージに保存したデータをスマホなどで開ける(図2)。

図2 パソコンとREX-WIFISD1HをWi-Fi接続すれば、REX-WIFISD1Hに挿したSDカードやUSBストレージにワイヤレスでアクセスできる仕組みだ。接続するのがスマホでも使い方は同じだ
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 Wi-Fi接続の設定は迷わない。パソコン上でSSIDを選択して暗号キーを入力すればよい。「NFC」に対応するスマホは、本体同士を近づければ設定の多くを済ませられる(図3)。

図3 電源をオンにしてWi-Fi機能を有効にしたら、パソコンやスマホでSSIDと暗号キーを指定して接続する。「NFC」機能を搭載し、対応スマホはタッチするだけで簡単に接続できる
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 ファイルの開き方は少し特殊。パソコンは、ウェブブラウザーで管理画面にアクセスして開く(図4)。保存するにはメニューからダウンロードする。スマホはブラウザーよりも専用アプリを使ったほうが楽だ。

図4 パソコンと接続した場合は、ウェブブラウザーで管理画面を開くと、ファイルにアクセスできる
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 スマホのデータをSDカードへコピーすることもできる。バックアップが難しいアドレス帳を一発でコピーできるのは便利(図5)。万一のデータ紛失対策として保存するだけでなく、機種変更時のデータ移行にも使える。

図5 スマホは専用アプリで操作する。内蔵ストレージに保存した写真とアドレス帳をバックアップできる。同じ画面から復元もできる
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 内蔵電池をスマホのモバイルバッテリー代わりに使うユニークな機能も搭載(図6)。容量は3000mAhと一般的な製品と比べると小さいが、緊急時の備えとして役立つはずだ。

図6 電源ボタンを押してモバイルバッテリー機能に切り替えられる。機器に合ったケーブルを接続して充電できる
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(文/石坂 勇三)