「ホリプロ保育園」えんちょーこと、安田美香です。前回は大掃除の季節に我が家で大活躍している、子ども服のリユースサービスをリポートしました(関連記事「不要な子ども服を譲り合うサービスが人気 社会貢献も」)。今回は古着を使って開発途上国の子どもたちを支援できるサービスを紹介します。

 サービスはその名も「古着deワクチン」。使わなくなった中古の衣類やバッグ、靴や服飾雑貨などを送ると、アフリカや中東、東南アジアなどの開発途上国で販売され、再利用されます。買い取りサービスとは異なり、不用品を送る側が利用料として3000円を負担します。ですが、不用品を引き取ってもらったうえ、1回の発送につき5人分のポリオワクチンを開発途上国の子どもたちに寄付できるという仕組みが好評で、子どもを持つママの間で利用者を増やしています。

古着deワクチンのサービスの仕組み(日本リユースシステム提供)
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 サービスを利用する際は、まず古着deワクチンのサイトを通して回収用のキットを購入します。これまでは利用者自身が段ボール箱を用意して発送していましたが、「大きな段ボール箱を調達するのが難しい」という声があったことから、2017年12月に専用紙袋の送付を始めたとのこと。

紙袋のサイズは50x50x75cmです。代金引換で利用する場合は別途送料と手数料がかかります
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 送ることができるのは子ども服だけでなく、大人の衣類やバッグ、靴、帽子、アクセサリー、ネクタイなど、全13品目。未使用であればタオルやシーツなどの寝具も引き取ってくれます。一般的なリユースサービスでは受け付けてもらいにくい靴が含まれていることには驚きました。ただし、下着や靴下、タイツは対象外。ほかにも、シミや汚れ、破損のひどいものは送ることができません。ただし、記名などはそのままでOK。アイロンテープで消したりする手間が省けるのが助かります。商品を詰める紙袋には薄手の服なら約100枚が入るとのこと。かなり強度があり、少々のことでは破けないそうです。これまでのように段ボール箱での送付も可能です(3辺の合計が160cm以下)。

着物やユニフォーム、作業着なども送ることができます。上下バラバラのスーツもOKとのこと
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 リサイクルショップだと不用品を引き取ってもらえなかったり、売れても二束三文にしかならなかったり。手間ばかりかかって疲れてしまいますが、古着deワクチンは引き取る商品の幅広さが最大の魅力だと感じました。大量の不用品を一度に送ることができるので、家の中がかなり片付きます。服を捨てるのはしのびないものですが、誰かに大切に着てもらえるとうれしいですし、開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられるという喜びを感じることができます。