「ホリプロ保育園」えんちょー安田美香です。突然ですが、読者のみなさんが100円均一ショップで買った商品の中で最も重宝しているモノはなんですか? 私のイチオシは「ゆでたまごっこドラえもん」。熱々のゆで卵を型に入れるだけで、ドラえもんの形のゆで卵が作れる優れものなんです。遠足、運動会など、子どもの行事にはお弁当作りがつきもの。子どもから「ママ、かわいいキャラ弁にしてね」とせがまれるのですが……絵心がない私は、キャラ弁作りは大の苦手。そんな私を助けてくれるのが、このゆでたまごっこです。“100均”にはお弁当作りを楽しく、料理を華やかにしてくれる調理グッズがそろっています。今回は「ゆでたまごっこドラえもん」をはじめ、数々のユニークな商品を生み出している小久保工業所へ潜入調査! 100均調理グッズの最新トレンドに迫ります。

小久保工業所広報 大田哲子氏(左)
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 快く出迎えてくださったのは、小久保工業所の広報 大田哲子氏。小久保工業所は和歌山に本社を持つ生活雑貨メーカー。キッチン用品、掃除用品、トイレ・バス用品など、バラエティーに富んだ商品を自社で企画&製造しています。

安田美香(以下、安田): 100均調理グッズって、こんなにたくさんの種類があるんですね!?しかも、見た目がかわいい!

小久保工業所 広報 大田哲子氏(以下、大田): はい。毎日のことだからこそ、家事を楽しくする商品を作っています。当社が商品を作る際に大切にしているのは「ひと工夫」です。アイデアを複数盛り込むのではなく、機能を1つに絞り、その1つに特化してシンプルに、分かりやすくしています。例えばこちらの「フタックル」は、袋の口に直接フタをつけることができる商品です。古くからある人気商品で、2014年10月にリニューアル発売しています。他にも、じゃがいもなどの根菜をゴシゴシ洗えるブラシ「野さしい菜ブラシ」や、小麦粉などをサッと必要な分だけふりかけて、そのまま保管できる容器「小麦粉ふりふりストッカー」などの便利グッズが人気です。

「フタックル」(左)は、袋の口にはめると「フタ」になり、料理で使う分だけサッと出せる便利グッズ。塩や砂糖が入った袋を保管するときに、輪ゴムやクリップを使わなくても簡単に開け閉めができて、袋をそのまま容器として使えます。その右のにんじんの形をしたグッズは、じゃがいもなどの根菜をゴシゴシ洗えるブラシ「野さしい菜ブラシ にんじん型」。動物の形をしたデスク用モップなど、見た目がかわいらしい商品が多いのも100均の特徴です
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小麦粉などをサッと必要なだけふりかけて保管もできる容器「小麦粉ふりふりストッカー」(2016年3月発売)
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安田: このような時短調理グッズや便利グッズは以前からあったと思うのですが、私が愛用する「ゆでたまごっこ ドラえもん」のように、キャラ弁やデコ弁が作れる商品もどんどん増えているのでしょうか。

大田: 当社が「キャラ弁」「デコ弁」を作れる調理グッズに力を入れ始めたのは、2014年ごろです。安田さんが愛用してくださっている「ゆでたまごっこドラえもん」は、2015年1月に発売しました。

「ゆでたまごっこドラミ」(左)と「ゆでたまごっこドラえもん」(右)。ゆでた卵の殻をむき、熱いうちに型に入れ、型ごと冷水で10分冷やすと、ドラえもんやドラミちゃんの形にできる。「ゆでたまごっこ」自体は、2005年に発売されたロングセラー商品。2015年に国民的キャラクター「ドラえもん」を採用したことで、さらなる人気商品になったそうです
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安田: 「ゆでたまごっこ」シリーズは写真映えもしますよね。小久保工業所では、自社製品をインスタグラムにアップするなどビジュアル的な拡散にも力を入れているようですね。

大田: 最近では、「見せる」ことを目的とした商品が人気です。当社でもグッズの使い方や完成した料理の写真をインスタグラムに掲載しています。以前はキャラ弁やデコ弁の写真を自分のブログに載せる方が多かったんですが、昨年ごろからインスタグラムに投稿する方が増えているように感じます。